「Cafe見聞録」は、「商店建築」「Hanako」などに掲載されたCafeで面白そうなものを、見て周ったメモです。
Cafeブームもやや下火と言う感じの昨今、「ポスト、カフェを探せ」などと言う記事も見られるようになりました。Cafeが日本の文化の一部に定着するのか? 以前、バイブルサイズの6穴システム手帳がブームになった後、それなりに定着したように、今のCafeも何らかの形で残っていくような気がします。
現代のCafeは「疲弊する資本主義の隙間に、セラピー的な場として点在して*」行くことになるのでしょうか。あるいは、腐敗した資本主義を崩壊させる「政治的陰謀の巣窟」となるのでしょうか、古のパリやロンドンのように。少なくとも「資本主義的論理から脱するもう一つのライフ・スタイルをデザインする装置*」となる可能性は、十分秘めているように思います。
*「カフェは<脱資本主義>的文化の温床たりうるか?」熊倉敬聡氏:建築雑誌2001.09 |
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左上から「建築雑誌」2001.09、「INAXALBUM18カフェーと喫茶店」初田亨、「MUJI PRESS」
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