House builder 41
9坪ハウス内部。この写真だと階段がやに急勾配に見えるが・・・
離れの外観〜外部と土間の関係が分かる
一室空間に土間とシンク(?)がある
写真と図面は「House builder」より
[建築]House builder:床暖房
東京ガスの広報誌、正確に言うと「東京ガス床暖房取扱店(PHBC: Progressive House Builders Club会員)」の会員誌と言うものらしい。世の中いろいろな出版物があるものだと思う。先日のオープンハウスでいただいたもの。その家に床暖房が入っていたかどうかは聞き漏らした。
その設計事務所が以前設計した家が載っているので、配布していたと言うことらしい。
掲載されている家も拝見したことがあるが、変わった位置で変わった高さに床が変化している、面白い家だった。
それはさておき、「House builder no.41」に掲載されていた小泉誠氏の「9坪ハウス」に載っている「離れ」がチョット面白い。一室空間だがその40%程度が庭からつながる土間になっている。写真が小さく良く分からないが、土間は「コンクリート平板」のように見える(仕上げの説明を見たら「コンクリート平板」と書いてあった・・・)。外壁は「ウイルオール」(天然木の防火材料:HPを探したが見つからず)となっている。
外観写真が1枚と小さな平面図が載っているだけで詳細は分からないが、シンプルな「木の箱」で小泉誠氏らしい。
この雑誌は「東京ガスTESシステム」の広報誌だが、TESには若干弱点があるようにも思える。システム的に標準パネルで構成されていて、自由な割付に限界がある。給湯パイプがそれ自体で自由に配管出来るシステムがあるので、前回の設計ではそれを使った。配管は最小限の接続で済むので、漏水の可能性とジョイントのその他の弱点を、とりあえず最小にすることが出来る。
もっともこの判断は、メーカーから提出された資料を基にしているので、絶対的なものでないことは言うまでもない。ただ、少しでもローコストで、性能的にも弱点の少ないものを探すのが、建築家の重要な仕事でもある。しかし、この場合はTESと同程度のコストだった。
[Days]FRP
■午前中、今日の授業の準備。FRPのサンプルを作成してみる。発泡スチロールで原型を作り溶剤で溶けないようにコーティングしてシリコーンで雌型をつくり・・・・、となるところだが、いきなりモデリングペーストをコーティング代わりに塗り、ポリエステル樹脂+硬化剤の液でガラスマットを塗りこんでFRPを作成。
しかし、モデリングペーストではスチロールを保護できず、ポリエステル樹脂がスチロールを溶かしてしまい、保護材としては失敗だがFRPは原形を保っているので、何とかなるかと思わないでもないが、やはりキチットした保護層が必要。
とにかくポリエステル樹脂の臭いは半端でない。今日は暖かかったのでバルコニーで作業したが、やはり「活性炭入りマスク」は必需品のようだ。
その後、図書館を課題に選んだ学生さんの図面をチェック。正確な立面図はある程度DETAILを理解していないと厳しいようだ。
【PTT-B】ドリルなど重い荷物が多くなり急遽、副手さんに電話して駐車場を確保してもらいGOLFで。相変わらず時間が足りない。教室はまるで木工場のような様相を呈して、建築図面のチェックと家具作成のアドバイスで、アッと言う間に3時間が過ぎる。
帰りは家の前の下水道工事が終わる時間まで、三宿の公務員住宅の工事現場近くの道路に車を止めて時間をつぶす。近くのコンビにでハーゲンダッツのバーのアイスで一休み(美味しい)。
■知人のインテリアコーディネーターからmailが入っていた、・・・。
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- Published:
- 11.28.05 / 11pm
- Category:
- 建築
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