Souna?
[art]-suona?- SO-Izumi
吉祥寺にあるギャラリーでの展覧会。吉祥寺には「ユザワヤ」に行くか、以前設計した練馬関町の家に行くときぐらいだろうか。時々、キャバレーの楽屋だったという「floor」に行っていたが、しばらく行かない間に閉店したという話を耳に挟んだ。不安定な梁の架かった最上階の不思議なcaféだった。
今回の展覧会は「floor」とは逆方向の吉祥寺通り沿いにあるようだ。井の頭通りを進んで吉祥寺通りとの交差点を左折して井の頭公園方向に進んだ右側となっている。以前建築士会の見学会で「ジブリ美術館」に行って以来こちら方面には行っていない。
SO-Izumi氏についてもぜんぜん知らないが、DMの作品が面白そうだったので。
■会場:Gallery SATORU⇒http://homepage3.nifty.com/g-satoru/so-izumiten.html
■会期:12.8(木)-20(日) 11:00‐19:00(最終日17:00迄) 水曜日休廊
展覧会の本人のコメントは以下のとおり。
小さい頃に思い描いた懐かしい楽器の、ありえないけれどもありえそうな、機械的だけれどもどこか優しい、そんなイメージです。タイトルの−Suonate?−「鳴るの?」と思わず尋ねたくなるような作品でありたいと思います。
[建築]MY ARCHITECT
ルイス・カーンの作品と私生活を映画にしたもののようだhttp://www.myarchitect.jp。
建築家の私生活には興味がないが、ルイスカーンの人物相関図(映画のパンフレット?「LivingDesign」に挟まってきた。小さなチラシはどこかで「拾って」きた・・・。)を見て、「なるほど」といった感じ。カーンが遅咲きの建築家だったことは知っていたが、こんなに女性関係が複雑とは知らなかった。ライトと争うか・・・?
案内に、「コルビュジエ、ライト、ミースと並ぶ20世紀建築の巨匠・・・」と言っているのはいささか大袈裟ではないだろうか?確かにソーク生物学研究所、キンベル美術館など、影響の大きい作品をいくつか残しているが、コルビュジエなどと並べるのはいささか無理があると思わざるを得ない。
上映される映画館は、「北山恒の設計によるライフスタイル提案型(って何?)の映画館Q-AXが渋谷に誕生」と言うことで、北山恒氏設計の映画館の杮落としに上映されるらしいhttp://www.shibukei.com/headline/2867/ 。このチラシは結構面白い。
この映画館の場所は、ずっと昔「赤線」と言われていた場所で、物心付いたころはホテル街でとても子供の近づける場所ではなかった。とはいえ、もう少し渋谷駅よりの裏通りに「五十番」と言う美味しいラーメン屋がありよく連れて行ってもらったものだが、渋谷もずいぶん変わった・・・。
朝日新聞より
[時評]BSE
とうとう、アメリカ産牛肉の輸入が再開されるようだが、これほど国民の生命の安全を明確にアメリカに売り渡した政府の決定が、なぜ容認されるのかわからない。
朝日新聞によると、「安全策順守は米頼み」とあるが、アジア人を「同じ人間」とは考えていないらしき米国政府に、日本人の生命の安全を任せたら一体どうなるかは、考えなくてもわかろうと言うものではないか。
「エイズやアスベスト問題と同じ。10年後に患者の生死がわかるようでは遅い。」この「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」の潜伏期間は数年から25年ぐらいらしい。米国産の牛肉を使った牛丼を食べたからと言って、すぐ発病するわけではないのでなお始末が悪い。生活クラブが発行している雑誌を読むと、
・・・米国の一部地域ではヤコブ病の集団発生がすでに起きています。アイダホで8人、ニュージャージーで18人です。しかしBSE由来かどうか分からない。脳を解剖してみないと診断を下せないのですが、米国ではほとんど解剖していないからです。今年2月に亡くなった日本人男性(第一号患者)も、最初の診断は別の原因とされていましたが、脳を開けてみてスポンジ状だったのでBSE由来と分かったわけです。・・・
恐ろしい話で、この状態だと米国にはもっと、脳がスポンジ状態になって亡くなっている人がいることは間違いないのでは。
「20ヵ月齢以下の牛」など誰も見分けが付かないアメリカの牧場主がTVで話していたことは以前書いたが、アメリカの牛の餌の話を聞いてまたビックリ、早い話が「共食い」に近い。
・・・牛の肉骨粉を鶏や豚に与えている。さらに肉骨粉を与えられた鶏の糞が牛に飼料として与えられ、あるいはレンダリング(廃物再生工程)で出てくる牛脂は何の規制もなく、牛の飼料になっています。・・・鶏が糞をしますよね。これはチキンリッターというのですが、それを牛が好むように糖蜜を混ぜて牛に与えているわけです。・・・(グェ!)・・・一部では、と畜の時に脳や脊髄などの特定危険部位(SRM)を取り除いていません。2004年度の資料で、米国のレンダリング業界、ナショナル・レンダラーズ・アソシエーションの公開資料の中で「SRMを取り除いていない」と、明らかにしています。
「20ヵ月齢以下の牛」の見分けは付かないは、特定危険部位は牛の餌になっているはで、一体なんで米国産の牛が安全などと言えるのか?確かに誰も安全などと言っていないかも。ただ危険かもしれないので危険なところを避けて輸入しろと、厚生省と農水省は言っているわけだが、どこが危険かは米国に任せておけばよい、と言うのも厚生省と農水省の役人の考え方のようだ。これが今の日本の役所と政治屋の考え方で、日本国民の命の危険と交換に米国の利益を守り、そのおこぼれにありつこうと言うのが実態だとしたら、なんとも情けないことだ。
兎に角、米国産牛肉は食べないに限る。もちろん米国産「和牛」も。
[Days] キーボードの修理
■今日はほとんど一日片付け。ついでに「G」のキーが動かなくなったキーボードを分解して修理。5年間の汚れが原因のようで、キーを取り外して汚れをふき取ったら、通常通り動くようになった。このような機械的な問題なら十分対応できるのだが・・・。
それにしてもキーの上下運動が、シリコーンらしきペラペラの一枚のシートの凹凸だけで動いているとは驚いた。キーひとつひとつにスプリングのようなものが付いているのかと思っていたが、ずっと単純な構造だった(常識なのかもしれないが、知ってビックリ)。
【momo_house-project】新しい住宅の仕事が近々始まるので、敷地調査書や工程表の検討を行った。ほかにもう一つのproject【nnm_mm-project】も始まる予定。来週から学校も含めてかなり忙しくなる可能性があるので、blogにも影響が出るかもしれない。
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- Published:
- 12.11.05 / 12am
- Category:
- art
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