干支
三茶の材木屋さん。土佐犬?は他の人のbloにも有ったような。
鎌倉の材木屋さん:材木を動かすとおかしなことになる。
[design]干支 鉄製+材木屋さん
戌年といえばいろいろな細工物があるが、今日は鉄製の干支をいただいたのでそれを。作ったのは「よしよ工房」で、囲障・門扉などのオリジナルのものを作っているメーカー、と言うか要するに「工房」。「よしよ工房」については、昨年の11月12日に書いている(http://d.hatena.ne.jp/udf/20051112)ので詳細は省略。
干支の細工は1.2mmの鉄板を曲げ加工した部分と、胴体はスプリング上のコイルで、その部分にカードをはさむことが出来る。仕上げはマットな焼付け塗装で落ち着いた仕上がりになっている。
材木屋さんの正月飾りは結構がんばっている店が多い、と言うか原則的にどこの材木店も材木を飾り付けるのが定番のようだ。材木に書かれた文字や絵は型で書かれているようなので、問屋系列で絵柄が決まっているのか?それは調べていないので、今度機会があったら材木屋さんに聞いてみたい。
[時評]多摩川の河原
昨日、東横線に乗って横浜から渋谷に向かう途中、多摩川の河川敷を見てびっくりしたのだが、ブルーの小さなテント?が並んでいる。家を持たない人の一時的な「家」と言うことだが、今まで多摩川の河川敷までこのような状態になっているとは知らなかった。
もう少し上流の二子玉川に付いて言えば、この50年こんなことは無かったし、もちろん丸子玉川でもそんなことは無かったと思う。二子玉川の辺りは50年前は市民の水泳場だった。兵庫島を中心に水泳客がたくさん集まり、川の中ほどには「飛び込み台」も有った。
川が汚れて泳げなくなった後も、模型の船を浮かべに自転車でやってきたり、河原で飯盒すいさんをしたりと・・・。そんな河原にブルーの仮設小屋が出来るなんて、思いもよらなかった。
TVのニュースでは毎日株価が上がった話や、経済界のお歴々が景気の回復を語る姿が映し出される、実におかしな話である。時々「下流社会」の話しなどが出てきて、現在の日本の構図が見えてこないでもない。
先日、ヘッドハンティングのコンサルをしている人に聞いた話では、アメリカでは社長と言う階級は「腐っても社長(業績不振で首を切られた社長でも、いつの間にか他の会社で社長になっていると言う不思議・・・。)」で、社員は過酷な仕事抜きに高い収入は得られない。収入について言えば、米国のトップクラスの社長と日本のトップクラスの社長では年収が二桁違うと言う。それでいて社員は日本の方が年収は高いと言う。すなわち、アメリカでは年収億単位の社長に類する階級と、極端に低い収入しか望めない階級とに大きく分かれている(今更何をと言うことかもしれないが)。今や日本もその構図に近づきつつある、そしてそれがブッシュ政権の意向を受けた小泉政権の目指すところでもあるようだ。
「一億総中流」と言うそれなりに落ち着いた時代は葬り去られ、ほんの一部の「勝ち組み」と、彼らに支配される多くの善良な「負け組み」の二極化が進みつつある。その象徴的な姿が「六本木ヒルズ」と、都会のあちらこちらに出没する「青いビニールの家」なのだろう、そして彼らは都会からも追われ玉川の河川敷に居を構えているのだろう。
昔、河原から世阿弥が生まれたような、そんな夢のような事はもう起こらない。一部の人たちだけが「すごい幸せ」になるより、皆が「そこそこ幸せ」でいた方が世の中としては暮らしやすいのではないかと思うのだが、どうもそうは思わない人が多いようだ。そこからして日本人はおかしくなっている。もちろん「幸せ=経済」でないとしても、基礎に有るのは「経済」、と言わざるを得ない。
[Days]世田谷観音など
■午前中、探し物!午後から世田谷観音へ、小田原代官屋敷とかいろいろ興味深い建物があるので、今日は「韋駄天」という額を掲げる高楼をゆっくり眺めてみたがかなり面白い。もちろんどこかの建物を移築しているのだと思うが、チョッと気になるのは裏の方がかなり傷んでいること。そのうち内部を見せてもらってレポートしてみたい。
■世田谷観音から世田谷郵便局に歩いていく途中に、以前美容院だった木造の建物が洒落たcaféになっていたので、道を渡ってメニューを見ていたら中からオーナーらしい女性が出てきて、お店のカードを渡してくれた。外から中を見てみるとカウンターの素材や納まりがウム!小泉誠氏の設計だった。今日は写真も撮らなかったので、日を改めてまた詳しくレポートしてみたい。http://www.tocoro-cafe.com
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- Published:
- 1.7.06 / 10pm
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- design
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