祝いの樹花展

*[design]祝いの樹花展

  

松竹梅と桃」と言うサブタイトル。「祝いの象徴の植物」をテーマとした展示、と言うことだが、もちろん「日本における」と言うことだと思う。お正月を飾る「松竹梅」と、お雛祭りの「桃」が取り上げられている。

会期が3月中旬までと言うことがあるのだと思う。基本的な節句として日本には「五節句」と言うものがある、「人日(じんじつ)1月7日七草上巳(じょうし/じょうみ)3月3日、桃の節句、雛祭り端午(たんご)5月5日、菖蒲の節句。七夕(しちせき/たなばた)7月7日、たなばた、星祭り、竹・笹。重陽(ちょうよう)9月9日、菊の節句」と言うことで、いずれも「植物」がかかわっている。「(春の)七草(せり・なずな(ペンペン草)・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)、桃、菖蒲、竹・笹、菊」、自然豊かな日本ならではの文化だと思う。もっとも、今回の原発事故で来春の七草粥はどんなものだろう、少なくとも東日本の子供達には食べさせられない。

展覧会の方は、やはりデザインの展示なので「見て美しい」もの、「七草」の植物たちが美しくないというわけではないが、松竹梅、桃は確かに日本の文化の中で植物として特別な位置が与えられているかもしれない。もちろん、桜を筆頭に朝顔、「もみじ」、ススキ等など文化としての植物はいろいろあるのだろうが、こと、「祝いの樹花」となると松竹梅が抜きんでている。

と言うわけで、今回の展示は前期と後期に分かれていて、前期はお正月の松竹梅、後期は雛祭りの桃が取り上げられている。

 

■会場: とらや 六本木ミッドタウン http://www.toraya-group.co.jp/news/new_index.html

■会期(前期):2011 年12月15日(木)~2012年1月31日(火)

   (後期):2012 年 2月 1日(水)~2012年3月31日(火)

■時間: 11:00~21:00 (1月31日の展示は15:00まで)

■入場無料

*[原発+再生可能エネルギー] 地震で亀裂の可能性 :経産省保安院

   

福島第一原発がどのようにダメージを受けたかということは、事故以来議論になっている点だが、東電は津波説を一貫して主張している。一方においてかつての原発設計者(田中三彦氏、後藤政志氏、渡辺敦雄氏など)の中には、津波以前の地震の揺れで配管損傷などダメージを受けていたと推測する人(田中三彦氏)がいる。実際のところ、あと数十年は原子炉の中の実態は分からないのだろうから、今あるデータを解析して原因を探ることになるのだろう。ここにきて、東電と一体的に動いてきた経産省の保安院が、地震の振動による配管の亀裂の可能性があるとの解析結果を出した。もし、津波より前に地震で原子炉配管にダメージを受けていたとしたら、日本中の原発の安全性は否定されることになる。政府の耐震基準をクリアーしていても、地震で決定的なダメージを受けることになり、すぐにすべての原発を止め、耐震基準を見直しその基準に合った改修をしない限り、原発の運転は危険だということになる。もしもう1基でも同じような事故を起こしたら、日本そのものが大変な窮地に追い込まれることは間違いない。

そもそも、地下水が原子炉建屋に侵入すること自体、耐震基準をクリアーしているはずの原子炉施設が、地震で壊れていることを証明しているわけで、だれが見ても明らかな事実ではないだろうか。地震で建屋は壊れたが原子炉本体は大丈夫、という主張はおかしい。とにかく、安心して暮らせる日本がほしい!

 

 

 

*[建築]  世田谷区民会館

■JIA世田谷地域会主催で「公共建築のこれから~とことん使う知恵~」http://www.jia-setagaya.com/99_blank.htmlというシンポジウムが今週の土曜日に世田谷区民会館集会室で行われる。世田谷区民会館は前川國男氏の設計で、区役所と一体的に計画された、「世田谷区らしい」豊かな空間を形作っている。前区長時代から区役所とともに建て替えの話が持ち上がっていたが、前回の区長選挙で社民党の保坂展人氏(立候補時は無所属)が当選して、前川國男氏の設計した区役所と区民会館を利活用しようという動きが強まっている。他のいくつかの区が高層庁舎を建てているが、いずれもひどい実態と言える。どう考えても高層庁舎は地震を中心とした災害に強いとはいいかねるし、今までできている庁舎を見ると、スケール的にも非人間的であるし、使いやすい建物になっているとも思えない。何としても世田谷区は今ある、豊かな空間をもった中層庁舎を有効に活用してほしい。

・2011年12月17日(土)18:00より 先着220名 資料代500円

・世田谷区民会館集会室

・パネラー 保坂展人区長 黒崎輝男氏、鰺坂徹氏ほか

*[days] 原宿界隈夜景

  

  

  

  

■来年早々開催予定のセミナーの打ち合わせに千駄ヶ谷に行き、帰りは渋谷まで歩いて戻った。イルミネーションや建物の夜景がなかなか良かったので、チョットまとめておく。能楽堂の前を通り、

GAギャラリーhttp://www.ga-ada.co.jp/japanese/index.htmlへ、「現代建築家のデビュー作展」が行われていた。展覧会なので展示に耐えるデビュー作がないとまずいわけだが、どのような基準で選んだかは不明。2階に上がるキャンティレバーの階段に手すりが付いていた(最近来ていなかったのでちょっとビックリ、でも落ちるよりかは良い)。明治通りを原宿方向に向けて歩くと、玩具の「ボーネルンドhttp://www.bornelund.co.jp/がある、ここで孫のクリスマスプレゼントを準備。さらに歩くと表参道との交差点、ラフォーレ原宿のイルミネーションとクライン・ダイサムのショーケースが良い感じになっている。

そこに至るまでの比較的静かな明治通りのイチョウ並木がきれいだった。そう言えば今年の東山のイチョウ並木は黄葉しながら枯れている、なんだか嫌な感じだが。

表参道のイルミネーションは流石に奇麗だ、土曜日のツイッター・デモでここを通過することになると思うが、その時間ではまだイルミネーションは点灯していないかもしれない。

妹島和世氏設計のDiorの近くからキャットストリートに入ると、すぐ右側にLanvin en Blue(http://www.lanvin-en-bleu.com/    http://www.lanvin.com/#/en/news)があり、ショーウインドウの照明がきれいだ。妹島和世氏の元hhstyle.com(現在キディランド)はスルーして、安藤忠雄氏の元hhstyle.com anexは男性用下着屋さん(ボディワイルド:グンゼhttp://www.bodywild.com/underwave/index.html)でショーケースがヘン!キャットストリートの建物は結構夜景に耐える質がありそうだ、眺めていて飽きない。その先に±0 http://www.plusminuszero.jp/の店舗、これもまた夜景がすごく良い。ほかにもセンスの良い店が並んでいて流石キャットストリートといった感じだ。おしまいはパタゴニアhttp://www.patagonia.com/japan/か、まあその先にも楽しいお店が沢山ある、そして明治通りへ、あとは地下に潜って一路帰宅。単なるタウン・ウオッチングお爺さんになってしまったが、たまにはのんびりぶらぶらするのも良い。


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