Charles Rennie Mackintosh
表紙・裏表紙を開いて見たところ:グラスゴー美術学校の表面の立面図
手にしているのは美術学校の平面図のようだ
美術学校の平面図など
美術学校立面図
東側ファサード
西側ファサード・2層分のベイウインドウが特徴的
2層分のベイウインドウの内部吹き抜け?チョト違うかも・・・
STUDIO HOUSE,CHELSEA(MACKINTOSH ARCHITECYURE:ACADEMY EDITIONS・LONDONヨリ)
横浜人形の家(坂倉建築研究所)のフランス橋側の立面に見られるマッキントッシュ風立面(bcs賞のサイトより)
マッキントッシュは「筆が立つ」、日本でいえば宮脇檀のような、このタッチはなんとも魅力的なスケッチ(ARCHITECTURAL SKETCHES & FLOWER DRAWINGS BY CHARLS RENNINE MACKINTOSH)
[建築]Charles Rennie Mackintosh
チョッと古いパンフレットについて。マッキントッシュのグラスゴー美術学校の1961年に発行されたパンフレット。これは30年程前に義母がイギリスに行ったときに、グラスゴーに寄ってもらって入手したもの。当時、日本ではほとんどマッキントッシュのまとまった資料は手に入らなかったの、結構貴重だった。
24頁の薄いパンフレットだが、余り見ることの出来ないアングルもあり、マッキントッシュの作品の貴重な資料だと思うが、現在どのようなパンフレットが発行されているのかは分からない。
表紙の裏にマッキントッシュの肖像画があるが、良く目にする若かりしころの面長なマッキントッシュの写真とはかなり印象が違う。
手に持っている図面は、グラスゴー美術館の平面図のようだ。
晩年のマッキントッシュは建築の仕事にも恵まれず、余り幸せな生活ではなかったようである。水彩画の作成に没頭したり、壁紙のデザインで生活の糧を得るなど苦しい生活の中で、ガンを患い60歳の若さで没している。
マッキントッシュの装飾的なデザインは今でも日本では大きな影響を持っているが、なぜか一時ほどの人気は無いように思える。でもまあ、何処で造られたか分からないような「流行」などとは距離を置いたところで、それなりの感動を与えることが出来ればそれでよいのだろう。
山梨桔梗屋信玄餅
[Days]最終回
【PTT-B】今日で今年度の授業は全て修了、学生のプレゼンテーションと講評。発表に対するコメントが長すぎたきらいもあるが、最後に「一歩前へ出る生き方を」と言うことで授業を終えた。実際、現状肯定を当然とするような風潮があるが、若者の現状肯定は将来のことを考えるとかなり危険なことでもある。必ず歳はとるものだし、病気をすることもある、親は何時までもいるわけではないし・・・。現状を少しでも良い方向へ変える努力をしないと、現状維持さえ出来ないことになる。
今の教育は、現状を変えていこうとする教育になっていない、「あなたの能力はこの程度だから、この程度のことをしておけばそれで良い」と言ったことでは、若者の持つ潜在的な能力が生かせれないし、若者はジリ貧になるしかない。それでほんとに良いのですか・・・?
頂き物をした。山梨の人なのか、「桔梗屋」の「信玄餅」と「きんつば」、両方とも大好物なのでゆっくりいただくことに。
■まだ採点が残っているが、いよいよ明日から待ちに待った【momo-house】の本格的な設計に入る。
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- Published:
- 1.30.06 / 11pm
- Category:
- 建築
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