世田谷文学館
手前左が寺山修司、右が江戸川乱歩、奥左が中井英夫、右の帽子姿が永井荷風
[design]時空を超えて・出会う
芦花公園駅近くの世田谷文学館での常設展示(http://www.setabun.or.jp/jousetsu_new.htm)。世田谷文学館で花森安治展(http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-160.html)が開催されており、それを見に行ったが、常設展示がやけに面白かった。世田谷には多くの文学者が居を構えていたが、それらの作品や作家紹介がいろいろ展示されている。その中に「人形」を使った展示があった(人形の展示は3月31日まで)。人形それ自体はそれほど大きいものではないが、世田谷のいろいろな場所に人形を持ち出し、あたかも本人がそこにいるかのような写真展示が、かなり面白い。ほかに建築模型などもありそれをじっくり見るだけでも、それなりに時間が過ぎていく。「風花」の中村汀女の書斎が復元されていたりもする。
世田谷文学館は化粧品会社「ウテナ」の社長の家の庭に建てられたもの、と聞いているが裏づけは取れていない(設計は杉村憲司氏となっているが⇒http://members.jcom.home.ne.jp/7e8e/bungaku.html)、文学館のHPにもその辺りの説明は無いように見受けられるが?設計者の名前も載っていないのではないかと思う。建築としては完全に「失敗作」と言ってよいのではないだろうか(言い過ぎ!カモ)、なぜ円形なのか、なぜこれほどまでにメタリックなのか、caféの家具などのデザインも信じられない代物・・・。まあ、あまり人の設計をとやかく言うのは好きではないが、世田谷に生まれ育ったものとしては、そのセンスの悪さに・・・。
それに引き換え、駅から文学館に向かう途中に新しく出来た集合住宅(1階がサミット)は打ち放しコンクリートにどぶ漬けの金物が心地よい。中間階は2層吹き抜けのメゾネットスタイルらしく、ガラスを透して中のスチール製らしき階段が見える。設計者は不明!
芦花公園の集合住宅。型枠が大変そうではあるが・・・。
中層部分がメゾネットであることが外観でも良く分かる。
[Days]確定申告提出
■今日は午後から確定申告の申請に出かけた。今年で4回目になるのでかなり手馴れてきた。提出するだけだったのであっという間に終了。同行者の申告書提出も特に問題なく終わり、その脚で「花森安治展」へ。
【momo-house】クライアント代行から連絡のあった修正点を取り込んだ「002-C案」を検討。それなりに納まりそうだが、玄関・階段周りは結構タイトな感じになる、・・・さらに検討する必要がある。
■受注登録は見送ることにした。仕事を手にすることは魅力的だが、心地よく付き合える関係を保つことはもっと大切、と言うことになった。
【pine-house】基本的な条件が変わったため基本設計のやり直しとなり実施設計は一時中断。今後の展開を待つことにする。
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- Published:
- 3.8.06 / 11pm
- Category:
- design
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