Ku Ra Si Go To



[design][建築]小泉誠展
ギャラリー間での企画展http://www.toto.co.jp/gallerma/ex050915/index.htm
小泉誠氏http://www.koizumi-studio.jp/の展覧会と言うことだが、小泉誠氏は建築家でもあるらしいが、やはりプロダクツデザインが得意なような気がするが・・・。
会期などは以下のとおり。
■2005年9月15日(木)〜11月12日(土)
11:00-18:00(金曜日は19:00まで)  休館日:日曜・月曜・祝日
(東京デザイナーズ・ウィーク期間中の11/3(祝)、11/6(日)は開館) 入場無料



もともとインテリアデザインがスタートで、「9坪ハウス」から住宅をスタートさせたのではないだろうか。以前、OZONEで増沢洵氏の「最小限住宅http://9tubohouse.com/designers_file/masuzawa.htmlが原寸復元された時があったと思うが、それを原型に「9坪ハウス」を作ったようだ。⇒ http://9tubohouse.com/lineup/koizumi/mk_type01and02.html以前聞いた話では増沢洵氏と「9坪ハウス」は直接関係ないと関係者が言っていたが、実際のところはどうなっているのか分からない。「原作設計:増沢洵」となっているので、まあ、そのバリエーションとか、復元とかと言うことで増沢洵氏(1990年に亡くなっているので、増沢事務所の、と言う事になるか)との調整はしてあるのだろうと思う。
小泉氏は中堅のデザイナーとして、深澤直人氏とはチョッと違ったテイストで大変人気があるようだ。最近の国内の家具デザイナーはどのような状況なのか良く分からない、と言うより余り勉強していない訳だが。
現在の家具市場がどうなっているのかと言う問題もある。先端的なデザイナーがジャーナリズムではもてはやされるが、圧倒的な部分が違ったところで市場を形成しているのだろう。そこいら辺りは、はたして住宅の市場と双子のようなものなのだろうか?
ハウスメーカーや大手不動産の建売り住宅や分譲マンションの住まい手が、SANAや深澤直人氏の家具の主たる消費者には見えない。

住に関する市場性は以前にも書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/udf/20050508 、「階層の購買特性」にも何らかの関連はあると思われる。ただ、家具の場合、住宅の新築やリフォームと違いある程度価格帯が低いので、若年層でデザイン性に敏感な部分の購買層はそれなりに形成されているのではないかと思う。また、その階層は必ずしも、「階層の購買特性」と一致しない可能性はある。
小泉誠展と関係の無い方向に行ってしまったが、この展覧会も見逃せないものであることは間違いない。それにしても、会期中に「東京デザイナーズ・ウィーク」が始まるとは、今年もいよいよ後半戦、といった感じになってきた(とは言え部屋は34度でとても暑い!クールビズなんて甘っちょろいこといってるのは別の小泉!)。

「増沢洵氏:最小限住宅」
[Days]メンテ打ち合わせ
■午前中は、メンテナンス工事のための簡単なスケッチを作成。午後から工務店の代人さんが来てメンテナンス工事の打ち合わせ。開口部のシールを全体的に打ちなおすので足場の検討。雨が回った外壁と出窓の改修の方法についても打ち合わせ。
■ハウジングコンペの敷地図などが送付されてこないので主催者に連絡。登録者が多すぎて書類審査をしているようだ。書類審査で落ちているのだったらそれで仕方が無いので、どちらでも結果が分かったら連絡をしてくれるように依頼。結局敷地図など一式FAXで送られてきた。規模としてはやりやすいように見えるので、かなりの登録があることは予想していたが、大変そうだ。今日から検討を始める。
[Days]夏休み・記録

「黒潮プール」
■夏休みの二日目(24日):朝は雨がかなり強く降っていた。明け方は寒くて身体が冷えていた。温泉に入って身体を温める。午前中は読書(吉田鉄郎の「日本の建築」を少し)。昼から陽が照り始めたので早速、「黒潮プール」に行き2時間ほど泳いだり、本を読んだりしてのんびり過ごした。昼食は近くに出来た和食のお店で「海鮮丼」、結構美味!夕食は「いさか」の鰻、これも美味!


About this entry