今井兼次 自邸

今井兼次自邸外観
下北沢に有った今井兼次自邸の外観写真
今井兼次自邸プラン
今井兼次自邸プラン
禄山美術館
碌山美術館を使ったポスター(多摩美での今井兼次展)
[建築]今井兼次 自邸1
以前、「洪洋社」の「建築寫眞類聚」第七期第十六輯【カフェー外観集・巻一】を紹介したことがあるが(まだ終わりまで行っていない・・・)、今回は「建築家の家 巻一(昭和10年版)」の紹介。今日は「今井兼次」氏の自邸。今井兼次は青山に生まれ、建築家となってからは下北沢に住んでいたようだ。多摩美の教授に就任した頃の写真と言うことになるだろうか。
インテリアの写真も3枚あるがあまりよくないような気もする、まあ、評価は人によって違うので次回紹介する。
作品は比較的少ない建築家だが、航空記念碑は別にして下記の作品は良く知られていると思う。他にも根津美術館などがあるが、根津美術館が今井兼次の設計だとは知らなかった。芸術院会員と言うのもやや意外。
日本26聖人殉教記念館  http://www8.ocn.ne.jp/~martyrs/Japanese.html 
碌山美術館 http://azumino-artline.net/museum/rokuzan/info.html 
桃華楽堂(香淳皇后還暦記念ホール) http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/tatemonomap/tokyo50/t08/t08.htm 
航空記念碑 http://hamad.web.infoseek.co.jp/hass-col/air/hatuhiko.htm
その他、早大図書館・大多喜町庁舎・大隈記念館・遠山記念館など。略歴などについては、多摩美大美術館のサイト参照⇒http://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/050722.htm
[days]散策
サビナシルーフ
代官山駅前にある集合住宅+ショップ:サビナシルーフの横一文字葺き(チョット段葺きっぽいが・・・)、色合いがなんとも「品位」があって良い
ヒルサイド
HILLSIDE PANTRY の階段踊り場にあるちょっとしたダイニングコーナー(?)から上を見上げると、ヒルサイドテラスの新緑が美しい!
パイプシャッター
R246に近い旧山手通りにあった繊細なパイプシャッター(どこの製品化不明、もっと良く見ておけば良かったが・・・、まあ、また行って見よう)
山手通り
これもR246に近い旧山手通りにあった建物、教会の付属修道院?夏蔦の季節になった!
吉_house】朝から、「矩計図2」の作成。構造事務所との最終調整が終わっていないため、構造部分については想定で作成し決定後修正する。やはり構造躯体を書かないと全然矩計にならない。開口部などおおむね書き終えたが、和室に「長押」が欲しいとのことでdetailに手間取る。桁の位置などから真壁に出来ないため、変則的な造作にならざるを得ない。コスト的に許されれば「互平」(「呉平」とも書くか?)の柱を入れればすむが、そうも行かないので「付け柱」にせざるを得ない。では「散り」はいくつか、「長押」の「見付」・「胸」は・・・、と考えていくと、和風建築の手法に弱いことが今更ながら分かってくる。まあ、余り書院も数奇屋も設計することがなかったからやむを得ないところもあるが、それでは済まないのがプロの世界・・・。
■午後から、恵比寿ガーデンプレースに買い物に行ったが目的のものはなく、歩いて代官山に「サビナシルーフ」を使った建物を見に回ってみた。途中、大江匡氏設計の「ファンハウスhttp://www.tozai-as.or.jp/kouen/96-2/02.htmlの前を通ったが「カッシーナ」になっていた。


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