Harrods presents true English Gentleman Style



[design][書籍] HILLS LIFE
六本木ヒルズで出している、free-paper「HILLS LIFE」の9月号。特集は「ハロッズが教える 紳士であることの愉しみ」と言うことで、イギリスの老舗百貨店特集。といっても「紳士の服飾」についてと言う事になる。
とは言え、結構良く出来ていて見開き2頁を使った「歴史」は面白い。世界で始めての「エスカレーター」の写真が出ているが、全くの「傾斜ベルコン」そのものでナントモ乗り心地が悪そうだ。エレベーターの始まりは、レム・コールハースが「錯乱のニューヨーク」の「球体」の項で、「オーティス・エレベーター」の創始者イライシャ・オーティスの逸話を、図版入りで興味深く説明しているが、不勉強にしてエスカレーターの始まりは知らなかった。
現在のHarrodsのオーナーといえば、パリのホテル・リッツのオーナーでもある、かのダイアナ妃との関連が深い、エジプト出身のモハメド・アル・フライド氏だが、今回の話にはまあ関係ない。
Harrodsの歴史はHILLS LIFEを見てもらうとして、建築のスタイルについて「テラコッタ様式」とあるのだが、「テラコッタ様式」と言うものがあるのか分からない。写真を見ると⇒http://www.knightsbridge.net/cornershop.html、ルネッサンス様式のような新古典主義的な雰囲気もあるし、ベイウインドウがおまけに付いていたり・・・?ここは専門家に聞かないと分からない。HILLS LIFEの監修を誰が行っているかも?
六本木ヒルズは嫌いだが、HILLS LIFEは結構面白い。
HILLS LIFEは以下のサイトで読むことも出来る⇒http://www.roppongihills.com/jp/feature/hillslife.html




河野佑美氏撮影
トップの写真はHILLS LIFEの表と裏の表紙。裏表紙の「INDEX」はアパレルショップだが、以前原宿のショップを北河原温氏がデザインしていた。今は「INDEX」ではなくなっているし、ファサードも変わっているかもしれない。表参道と明治通りの交差点の近くで、明治通りに面して細い露地の向かい側はたしか「食堂」が2階にある建物だったような気がする。
何故か「新建築」にも載っていなかったと思うが、「商店建築」か何かを見て早速見学に行って写真を撮ったが、当時はリバーサルで撮影していたため、手持ちのデータが無いので、河野佑美氏撮影の写真を使わせてもらった(支障がある場合は削除します)。北河原氏のHPにも載っていない様だが(北河原温建築都市研究所⇒http://www.kitagawara.co.jp/index.htm)。

[ギャラリー]Snappy Wrap Exhibition


外苑前にある「SPACE INTART  http://www.forza.co.jp/intart/ 」での展覧会。展覧会の全体名称は、チョッと長くて「アメリカンポップカルチャーの博士Ken BrownのSnappy Wrap Exhibition」。DMの紹介文を引用しておく。

アメリカンポップカルチャーの博士と呼ばれるケン・ブラウンは、デザイナー・漫画家・写真家・フィルムメーカーとして「古きよき時代のアメリカ」をコミカルなイメージで創作し、数百種類のポストカードを制作、またポップカルチャーをテーマにして短編フィルムを発表し、1970年代に有名になりました。
今回の展示ではケン・ブラウンの数多くの作品の中から、コミカルで暖かい、アートラッピングペーパー、Snappy Wrap(スナッピィ・ラップ)を紹介します。

会場は、壁にラッピング用の紙が額に入って整列している感じで、チョッとさびしいが良く見ると1枚1枚「なんとなく面白い」。会期は以下のとおり。
■会期:8月22日〜9月10日 12:00〜21:00(最終日18:00まで)
詳細については⇒http://www.forza.co.jp/intart/uhn/0013.html
[建築] NPO「ライト建築アーカイブズ」創設


ライト建築アーカイブズ日本 設立準備委員会の紹介文を引用しておく。

今年は、米国の著名建築家フランク・ロイド・ライトが初来日してから100年になります。この記念の年に、ライト建築アーカイブズ日本が、特定非営利活動法人として設立されます。設立記念のスペシャル・イベント(2005年9月24日(土))に、ぜひ、ご参加ください。参加申込みは、Eメール、ファックスなどで、事前にお願いいたします。会場でお会いすることを楽しみにしております。⇒http://www.jia.or.jp/event/event/2005/09wright.htm

日本ではライトの人気は根強い、建築関係者だけではなく、ハウスメーカーが盛んに「ライト風」を作っているところを見ると、一般の人も好むスタイルなのかもしれない。
[Days] 続建築家のメモ+韓国版

■コンペ案を検討。難しい!日々投げ込まれるチラシ(豪華絢爛なマンションがたくさん造りだされているが・・・)のような共同住宅なら、一日あれば基本設計が出来そうだが、コンペはそんな訳には行かない。コンセプトつくりがポイントだがそれがまた難しい!
■JIAの会議。先週の予定が台風で延期されたもの。相変わらず「建築家のメモ」の続編の出版について。今回も100人程度は無事集まりそうだ。顔ぶれもかなり楽しみな建築家が並んでいる。
「建築家のメモ」の韓国版が準備されていることは以前から聞いていたが、今日の会議に見本(ほぼそのまま出版されるようだが)が来ていた。「建築家のメモ」と同じスタイルのものが4冊セットになっていて、その1冊が「建築家のメモ」の韓国語翻訳版、残りの3冊は韓国の建築家、若手、インテリアデザイナーとなっている。見開きで1人の建築家・デザイナーのスケッチとコメントが並ぶと言うスタイルをそのまま踏襲している。1冊100人と言うところも同じなので、一挙に300人が登場していることになる。JIAでも引き続き、インテリアデザイナーやランドスケープアーキテクト、構造家などのシリーズを考えていたが、韓国の素早さには驚いた。韓国の出版社⇒http://www.ancbook.com 日本の「建築家のメモ」韓国語版⇒ http://www.ancbook.com/front/php/product.php?product_no=376&main_cate_no=1&display_group=3
[Days]夏休み・記録

■夏休みの五日目(27日):夏休み最終日。帰りは電車で帰ることになったので、朝から荷物を整理。余り使わないものは昨日車のトランクに詰め込んだので、最低限の持ち物で。
午前中歩いて行ける近くの海岸でひと泳ぎ。と言っても砂浜でなく危険を伴うので、まあ磯遊びのようなものだが、波打ち際から2,3m行くともう魚がたくさん泳いでいるのが見える。多少危険ではあるが、プールには無い楽しさがある。1時間ほどで戻り、近くに出来た「手打ちうどん」屋さんで昼食を済ませて、TAXIで駅まで行き「リゾート21」に乗って帰る。途中、小田原で下車して「ういろう」と夕食用に「鯵寿司」を買って帰る。


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