1枚マンガの原発と新エネルギー展

*[design]1枚マンガの原発と新エネルギー展

画像:展覧会チラシ(表裏)・東京新聞2012.04.10記事(抜粋)

一口に「マンガ」と言ってもいろいろ、長編ものから1枚マンガまで、それぞれに力を持っている作品も数多くある。漫画は、ヨーロッパのドーミエhttp://www.gallery-aoki.com/daumiertop.htmlやグロッスhttp://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-509.htmlなどの政治風刺的なカリカチュア、アメリカのスパーマンやスパイダーマンといったアメリカンコミックス、アートまで行くとリキテンシュタインhttp://www.linkclub.or.jp/~kawasenb/lichn.htmlなどまあ、いろいろあるのだと思う。日本には昔から絵巻物と言う絵画の1ジャンルが有り、鳥獣戯画など「漫画」そのものがあるし、葛飾北斎の「北斎漫画」http://www.tttombo.com/hokusaimannga/hokusaimannganituite.htmlは今見ても新鮮そのもの、グラフィックデザインにしても、漫画にしても日本には独特の「力」が有るように思う。

今回は、福島第一原発の事故を受けて、原発に関する一コマ漫画の展覧会と言うことになる。現在では一コマ漫画は「絶滅に近い」状態らしいが、新聞などではまだ十分活躍の場が有るようにも思える。この、新聞博物館での「一コマ漫画」展は、2008年から社会とのつながりを持ったテーマで行われている。2008年の第一回は「環境問題」2010年の第二回目は「生物多様性」そして2012年の今年は「原発と新エネルギー」と言うことで、一段と重いテーマに臨んでいる。

ただ、この展覧会を支えていた漫画家の千葉督太郎氏が今年の3月に亡くなっているのは実に残念なことである。今回の展覧会のポスターには、千葉督太郎氏の遺作「ある夜の悲劇」に使われている。クリスマスに原発を大きな煙突と間違えてその先端に立ったサンタクロースが瞬く間に被曝して、呆然と立ちすくす姿が描かれている(勝手な解釈ですので、ポスターを見たみなさんが考えてください)。

この展覧会の出展者は実に多彩な顔触れになっているのでhttp://www.tokyo-np.co.jp/event/ky/manga/profile.htmlこれを見逃すわけにはいかない、会期も長いのでぜひ観に行きたい。

■会場:日本新聞博物館 2階 企画展示室 http://newspark.jp/newspark/

■会期:2012年4月28日(土)~7月1日(日) 休館日・月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)

■時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

■入場料:一般・大学生500円、高校生300円、中学生以下無料、シルバー料金(65歳以上400円)

■主催:東京新聞、日本新聞博物館

■後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会

*[days] ジャスミンの力強さ

   

■先日、積算メーターのカバーの中にジャスミンが生い茂っているのを発見、メーター本体の中に入ると積算メーターの機能自体が失われるので、東京電力に連絡して外箱の中のジャスミンを撤去してもらった。外箱に入ったのはCD菅http://lan-kouji.com/contents40/contents40-03.html用の開口部のわずかな隙間から侵入した一枝だった。東電からはすぐに若い作業員の人が来てくれた。その時、引き込み鉄柱のてっぺんに黄色く咲くジャスミンに気がついたが、鉄柱の外側に這い上るジャスミンの姿は無いので、いきなり空中に花が咲いているような姿になっている。電線は被覆されているので大丈夫と言う話だったが、適当な時期に、ジャスミンには気の毒だが切らねばなるまい・・・。

■今日のアースディには参加できなかった。「緑の鯉のぼりhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012042002000075.html  http://greenactive.org/koimidori.html  http://sayonara-nukes.org/2012/04/55npp_zero/など販売していれば購入したかったのだが、また何か機会もあることだろう。


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