Gマーク
[design] グッドデザインプレゼンテーション2006
2006年のイベント用ポスター(?)デザイン。チョッと「構成主義」的デザインの「香り」、もしくは「臭い」がするデザイン。
「long life design d」の最新号に載っている「USED G」。毎号いろいろな「USED G」が紹介されている。
「グッドデザイン賞」は、1957年に通商産業省によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を母体とする我が国唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。・・・」
いきなり引用だが、「G」マークと言えば今や知らない人はいない(?)日本のデザインの「評価システム」だと思う(この「G」マークにも賛否両論いろいろあるらしい・・・が)。昨年は見ることができなかったので、今年こそ時間を作って見に行こうと思っている。
「G」マークについては、ここでごたごた調べるより、公式サイトに詳しいのでそちらをゆっくり見ることに。⇒http://www.japandesign.ne.jp/gdp/
開催日程などは以下のとおり、開催時間にやけにばらつきがあるが何故だろう。
■日程:8月23日(水)〜8月26日(土)
■時間:8月23日 18:00〜21:00
8月24日 10:00〜18:00
8月25日 10:00〜20:00
8月26日 10:00〜16:00
■場所:東京ビッグサイト東4・5・6ホール
「G」マークと言えばやはり「D&DEPARTMENT」http://www.d-department.jp/ が頭に浮かぶ。「ロングライフデザインとは何か」をテーマにして活動を続けている「ショップ」と言うのだろうか、「ショップ」と言うのは「軽すぎる」(「ショップ」が「軽い」と言うわけでもないが)、と思うほど「哲学」がハッキリしている。ナガオカケンメイ氏が「哲学」と言う言葉を好きか嫌いか知らないが、「コンセプト」と言うのもまたやや「カルイ」かもしれない。
奥沢の店にはオープン当初と、その後一度だけ夜のcaféに出かけてみただけだが、青山界隈のインテリアショップとは一味違った「キモチ」が漂っているように感じた。
「D&DEPARTMENT」の発行している小さな冊子(小さいから冊子・・・)、「long life design d」も見逃すことのできない雑誌の一つ。
[書籍] バナナブックス ワールドアーキテクチュアー
現在出版されているもの。我が家の地下で撮影、壁は発泡アルミ。
「バナナブックス」と言う出版社がある。昨年できた建築やデザインを扱う出版社のようで、すでにネットには情報がたくさん載っているので今更と言う感もないではないが、昨日クライアントとの打ち合わせの後、久しぶりに京橋のINAXブックギャラリーに寄ったときに、現在発行されている「オルタ邸」と「シュレーダー邸」の2冊を購入した。A5サイズの小さな本で写真中心だが図面もあり、極めてコストパフォーマンスのよい本で次の本が待ち遠しいと言った感じがする。
ネットを見ていると、ミースのトゥーゲントハット邸(Die Villa Tugendhat)も出版されるようだ。トゥーゲントハット邸の情報は非常に少ないのではやく見てみたいものだが。
トゥーゲントハット邸は以前TVで放映されたことがあるが、建具の開閉を行う地下のシステムなどを見ることができて、非常に面白いものだった(録画したビデオテープが見つからない)。
以前安藤忠雄氏が直島のホテルで、「トゥーゲントハット邸」を参考にした建具を使った部分を説明しているのをTVで見たような気がするのだが、それは確か手で押し下げていたような気がする。「トゥーゲントハット邸」の建具は勿論「機械仕掛け」。
卒業設計で海岸にたつホテルを計画した学生さんがいて、デザイン的にバルコニーを付けたくないが海と一体化した客室が欲しいと言うことで、「トゥーゲントハット邸」の建具を参考に、部屋の窓が全部低めの腰壁に吸い込まれて客室全体が外部と一体化したデザインとしていた。
DETAILに限ったことではないが、長い歴史を生き延びた建築には学ぶべきものが多い。
バナナブックス・発行人兼編集人・石原秀一がこの出版社の要点を端的に語っているので引用しておく(大龍堂のサイトよりhttp://www.mediawars.ne.jp/~tairyudo/tukan02/tukan3118.htm)
バナナブックスは建築・アート・デザイン専門の出版社として、本年1月産声を上げました。バナナブックスの出版ジャンルは次の3つに大きく分けられます。
1.ワールドアーキテクチュアー(世界の名建築を1建築/1冊で紹介)
2.ジャパネスク(日本の優れた美術・デザインを1テーマ/1冊で紹介)
3.クールグッズ(世界の優れたデザイン・グッズを1テーマ/1冊で紹介)
ワールドアーキテクチュアーの第1冊としてオランダの建築家・リートフェルトのシュレーダー・ハウスをお届けいたします。この住宅は1923年の竣工の小さな小さな建築ですが、世界遺産に選ばれています。建築学科の必修科目「近代建築史」の中では通常一枚の写真だけで紹介されていきました。始めてこの書籍でその全容を日本で紹介いたします。写真は建築写真家・宮本和義氏、解説は建築家・栗田仁氏のコンビです。ワールドアーキテクチュアーシリーズは世界の名建築100を100冊でご紹介するべく、現在、取材済20建築を含め国内外を取材中です。乞うご期待下さい。
[バナナブックス・発行人兼編集人・石原秀一]
[days] スガツネ工業
スガツネ工業の最新カタログ
■珍しくメーカーの営業の人が来訪、新製品の紹介ということで30分ほど話を聞いた。「スガツネ」にはまだ古いショールームのときに何回か出かけているが、その時説明してくれた人は「職人気質」を感じさせる、非常に「金物」をよく知っている人だったという印象が強い。今日見えたのは若い二人の営業の人だったが、その道のエキスパートになって欲しいもの。http://www.sugatsune.co.jp/products/arch/digest/
【momo-house】午前中矩計などを修正して午後から図渡し用の図面を準備。工務店をまじえて見積り依頼のための説明を共同設計者と共に3時間ほど行なう。
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- Published:
- 8.4.06 / 9pm
- Category:
- design
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