ruokala lokki かもめ食堂

[映画] かもめ食堂
プログラム1
「旅行カバン」型のプログラム、タグがちゃんと付いていてカバンを開くと、「アルネ」風プログラムとなっている。
プログラム2
映画の中の「かもめ食堂」、家具が白木のところが日本人の考える「北欧デザイン」。(プログラムより)
食堂
舞台となったレストラン「SUOMI」。椅子とテーブル以外はそのまま使われているようだが、写真のせいかずいぶん感じが違う。(「音遊人・みゅーじん」10月号・フィンランド特集より)「プログラム」の写真にはコードペンダントが写っていないが、同じものがそのまま使われている。
SUOMI
ファサードのガラスに記念として残されている「かもめ食堂」のロゴ。(「音遊人」より)
カモメイラスト

片桐はいり扮するミドリがメニューに書き込むカモメのイラスト。
メトロ
「metropolitana 9月号」にも「かもめ食堂」の紹介があった(サチエがアパートで行うのは「太極拳」ではなく「合気道」:記事の間違い)。
今日も「忙中閑有り」!と言うか、「閑」は適当に自分で作るもので、本当に何もすることがないというのでは「閑」を楽しめない。
「かもめ食堂」は今年の春公開されたらしいが、都心からはチョッと離れた「下高井戸」で上映されていたので、二人で出かけて見た(何故か途中で3人になっていたが・・・?)。
舞台はフィンランドのヘルシンキにある小さな食堂で、ストーリーの展開としては特に山坂があるわけではなく、「ゆったり」かつ「淡々」と進んでいく。風景と食文化を巡ってそれなりの人間模様が面白おかしく展開されていく、のんびりと楽しめる佳作ではないかと思う(と言っても映画は最近ほとんど見ていないが)。
流石に北欧が舞台とあって、風景はもとより、食堂のたたずまい、置かれた家具、使われる食器類・・・、シンプルで洗練されたものが並んでいる。主役のサチエ(小林聡美)のアパートのインテリア、窓から見える風景も北欧らしいのではないかと、北欧を知らない者もそう思う。
日本人の「北欧」と言うイメージに合わせて、食堂の家具も入れ替えられているが、この映画を見ると日本人の「北欧感」が良く分かるような気がする。
もう一つの主役は「おにぎり」、サチエの言うところの「日本人のソウルフード」。確かに日本人に「おにぎり」は欠かせない、我が家もお弁当などに日常的に「おにぎり」が活躍する。
一応、終わりは「めでたし!めでたし!」と言った感じで、エンディングに流れる、井上陽水の歌う「クレイジーラブ」がめっぽう良い。我が家でもよくBGM代わりに聴いているが、映画館で聴く井上陽水はまた格別。
デザイン的には「プログラム」が面白い、カバンの形をしている、「旅」が映画の背後に流れる隠された(でもないが)テーマでもあるのだろう、「タグ」も付いてはっきりと「旅行カバン」の形をしている。
協力会社は「イッタラ」、「イルムス」などなど(「かもめ食堂」のサイトの中に協力会社のリンクがある)。
■「かもめ食堂」⇒http://www.kamome-movie.com/
■「下高井戸シネマ」⇒http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html

 

[days] JIA見学会
倉庫
横浜赤煉瓦倉庫(二号倉庫)
JIA】今年の見学会第一弾として、横浜の赤煉瓦倉庫の改修設計者である新居千秋氏の講演会と赤煉瓦倉庫の見学を行うが、やっと案内を作り広報に入った。見学会は事前の段取りと当日の天気、と言うことになるが、今回は講演がメインになる変則的なものとなった。建築交流部会の見学会情報などhttp://www.jia-kanto.org/members/kaiin/bukai/kenchiku_koryu/kouryuu_main.htm
eko-house】クライアントとの打ち合わせ内容にしたがってプランを修正、模型写真と工程表を添付して郵送。今月末から実施設計に入るが、工程は非常に厳しいことになっている・・・!
吉-house】図面修正の予定。


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