境界の神話
[art] 大地の芸術祭―4 境界の神話
“境界の神話”。交差点脇にあり、交差点に近い方が「牧草地」???
手前が英文が書かれたモニュメントだが、全体的に「休憩所」的小公園で、「羊」も「丸太」も「座る道具」。
コルテン鋼で書かれた英文、これを読んでくればコンセプトももっとはっきりするのだろうが・・・。
昨年、ル・ベインで行われた、三橋いくよ氏の展覧会の一部。羊がたくさんいる。
展覧会の白い羊以外の色の付いた羊は招待作家の作品、ちなみに、これは「ひびのこずえ」氏の作品だったような・・・。
「越後妻有アートトリエンナーレ」見学記のつづき。川西エリアの内田繁氏の作品で、十日町エリアのドミニク・ペロー氏の作品とセットで見に行ったもの。道路際の小さな空き地にさりげなく置かれている。ガイドブックによると「空間の境界にこだわり、住民や行政と何度も話し合いを繰り返しながら作家がプランを練り直し続けた作品。」と言うことだが、ウーンン!そこまで何をこだわったのか良く分からない、まあ、こちらの読み取る「能力」の欠如と言ってしまえばそれまでだが。ガイドブックは続けて、「「囲む」という行為を問うと言うコンセプトは難しいが、作品には作家のもつ優しい雰囲気が漂っている。」と書いている。
確かに、コンセプトは良く分からないが、空間を大きく二つにわけ「境界」が意識されていることは何となくわかる、その空間の質も大きく違うことは、かなり明快ではある。一方には耐候性鋼板(製品名のほうがわかりやすいかも:コルテン鋼)を素地で使った「塀」あるいはモニュメント(一面に英語で文章が書かれているが・・・)のようなものがあり、一方には、「羊」が草をのんびりと食べているような造型がある。「で、何!」と言えばお仕舞いだが、後はそれぞれ見る側の問題・・・!
ところで、この「羊」は昨年、「ルベイン」で開催された「三橋いくよ」展に飾られていた「羊」であることは間違いないわけで、この作品は「内田繁+三橋いくよ」とすべきなのではと思うが、何故ガイドブックには「内田繁」の作品となっているのだろうか?まあ、どうでも良いことだが、良くない気もする・・・。
それでも、ガイドブックにあるように、内田繁氏のシャープな雰囲気と、それに加えて多分、三橋いくよ氏の優しいユーモアが感じ取られる秀作だと思う。三茶の街角にもこんな空間があると楽しいだろうが。
[days] FAX・FAX 建築見学会
見学会の案内:参加者募集中!!!
【JIA】見学会の広報の一助として昼ごろから、案内のFAXを送る。最新のデータが残っていないので、2003年に見学会に参加していただいた方々に送る作業。名前の一覧を拡大コピーしてスプレーのりをかけ、カットして案内に貼り、送り終えると名前を張り替えてまた送ると言う作業を50人分程度行った。結果、早速参加される方が事務局に連絡を入れてくれた。まあ、とんでもなく時間が掛かったが何もしないよりは多少とも役に立つか・・・。
【吉−house】最終変更の図面修正の修正を終えて工務店に送ったが、一部修正漏れがあり修正して追加分を送付。
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- Published:
- 9.13.06 / 5pm
- Category:
- art
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