土浦亀城自邸



[建築][書籍]土浦亀城邸
古い新建築の話を少ししているが、今日は「土浦亀城自邸」について。1996年に亡くなっているが、自邸は「日本におけるDOCOMOMO100選http://www.docomomojapan.com/index_jp.htmlに入るほどの名作。フランク・ロイド・ライトの元で学び、日本に戻って「白いインターナショナル・スタイル」の自邸を建てたわけで、チョッと不思議な感じもする。
今回は「新建築」の完成記事を紹介するが、表と裏の表紙が両方ともなくなってしまっているので、何年の何月号か分からないが、頁数からすると多分2月号。完成が1935年なので考えられるのは、1936年2月号?
肝心の内容だが、カラーのパース(かの有名な吹き抜けの居間部分)が一枚あり41頁から50頁(年間通算の頁数)が写真と土浦亀城のスケッチと文章、その後に図面が4頁、その後また記事で51から88頁を使って、この建物の特徴である「乾式構造資料“材料と構造”」と言う論文、著者は高木直幹・三木茂太の両氏。
土浦亀城の作品は自邸の他は、1936年に完成している「野々宮アパート」ぐらいでほとんど知られていない。その後の60年はどうだったのだろうか?そのあたりの事情は⇒http://www.jia.or.jp/topics/kenchikuka/dat/tutiura.htm
土浦亀城自邸の写真と図面は⇒http://udf.jugem.cc/?eid=24


野々宮アパート」の画像(上図)はネットで見つけることが出来なかったので、SD選書「日本の近代建築」(下)稲垣栄三著、の写真。この写真・平面図とも「新建築1937.10号」からのもの。

日本の近代建築 下―その成立過程    SD選書 153
稲垣 栄三
鹿島出版会 (1979/01)
売り上げランキング: 905,640

[Days]敷地確認
■「コンペ?」の敷地を見に午後からGOLFで出かける。相変わらずクーラーがほとんど効かない。いつもは渋滞でなければ一応クーラーが効くのだが、今日はほとんど窓を開けっ放しで走る。敷地を一回間違えたが何とか見つけた。環境からすると、余剰件は難しい・・・。いろいろ思うところはあるが、まずは可能かどうか再度検討する予定。帰りがけに「ユニクロ」に寄って買い物。
【PTT−B】連休明けから後期の授業が始まるので、研究室から教室の変更などの連絡が入る。折り返し授業のレジュメを送信。
■11時過ぎからステンドグラスのカットサンプルを作り始めて、結構時間がかかってしまい、今日も寝不足になりそうな雰囲気。


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