パッシブソーラー「そよ風」
[建築] パッシブソーラー「そよ風」
「そよ風」のシンプルなシステム
「そよ風」の施工例(「あたり前の家」がなぜつくれないのか:エクスナレッジ刊より)
「あたり前の家」がなぜつくれないのか? 大菅 力、塩地 博文 他 (2006/03/01) エクスナレッジ この商品の詳細を見る |
パッシブソーラー・システムと言えば、「OMソーラー」がよく知られているところだが、いろいろ問題も多いのではないかと思われる⇒http://d.hatena.ne.jp/udf/20040823 。技術的にはやはり「夏場」をどうしのぐかということ、講習会形式のシミュレーションをして集熱パネルやハンドリング・ユニットを決めなければならないのだが、それほど厳密なシミュレーションの必要性があるか等等、あるいは「OM協会」加盟の工務店で無いと施工できないといった技術の囲い込み(ビデオのベータ形式でソニーが大失敗して以来、技術を広くオープンにしてその技術の浸透をはかるべし、と言う教訓が生かされていないような)も大きな問題だった。
現在、OMソーラーシステムがどのような状況にあるかはよく分からないが、それらの「弱点」を克服しようとする試みを、「環境創機http://www.kankyosouki.co.jp 」と言う会社が行っている。経緯はいろいろあるようだが、結果として良いシステムを広く普及することが出来ればそれで良いのではないだろうか。
このシステムは従来のOMソーラーに比べてかなりシンプルに出来ているようだし、技術はオープンになっているというか、高熱に耐える「ファン」類が特別なぐらいのようである(勉強中!)。お湯取りのようなシステムは無いようだし、高価なハンドリング・ユニットもシンプルな「取込ファン」に姿を変えているようだ。
知人からそのシステムについての資料とシステムが紹介されている本を贈ってもらったので、時間を見つけて勉強してみようと思っている。環境を考えたシステムはある意味、費用がかかるがそれを理解して採用するクライアントが増えるように努めるのも、建築家の一つの仕事でもあるわけだし。勿論過剰なシステムは必要ない、「そこそこ」役立つものでよいのだと思う(過剰なシステムの洗浄便座が欧米に受け入れられないのはその「過剰」さにある、洗浄便座に限らずメーカーには不要なシステムを付加することで、高価な商品を供給しようとする悪弊があるので、それを取捨選択するのもまた建築家の仕事の一つかもしれない・・・)。
[days] TOKYO DESIGNER’S WEEK
入場証:設計事務所で登録すると「CONTRACT」になる、それってヘン!
登録書式、これが世間一般の職能認識! 建築家と設計事務所が峻別されているのは正しい!?
学生さんに発表の場を提供しているのはさすがだと思う
コンテナの一つ、アートか?デザインか?何となく楽しければそれでよいという場合もある
エコバッグにスタンプ:押し方がなってないと言われた、確かに余り良くない、反省!
■今日は昼食を早めに済ませて、絵画館前のTOKYO DESIGNER’S WEEK http://www.c-channel.co.jp/jp/exhibition/ のメイン会場を訪ねてみた。昨年と同じスタイルの会場で同じデザインのビニールバッグ、何かヘンな感じがしないでもないが、まあ兎に角会場に入ってみる。それにしても入場料を2000円も徴収するのも「何かヘン」な感じがする。もう少し入りやすい環境に出来ないものか?
テント内は昨年と余り変わらないような気もするが、結構混みあっている。通路を狭くして賑わいを演出するようなテクニックを使っている気がしないでもないが、単純に狭い会場にブースを沢山詰め込んだ結果と言えなくも無い。昨年との違いはCAFÉが結構スペースを占めていることぐらいかもしれない。
今年は「エコバッグ」を販売してスタンプを押していくと言うイベントを行っているが、チョッと面白そうなのでスタンプ集めをしてみた。
コンテナの展示の仕方はお台場のときのように、積み重ねるスタイルのほうが面白い、ただ並べるだけでは何となく散漫な感じがしないでもない。スタンプ押しを楽しんでしまったので、DesignTid http://www.designtide.jp/06/jp/ のメイン会場には明日出かけることにした。
イベントの内容は別にして、気分転換もかねて楽しいひと時を過ごせた、こういう時間を時々持つことも必要!
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- Published:
- 11.2.06 / 10pm
- Category:
- 建築
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