REICA



[design]HOUTOKU New Line ‘05
家具のホウトクの「REICA」と言う、新作発表会。ホウトクのショウルームが西麻布に有るとは知らなかった。
■会期:2005年9月14日(wed)〜16日(fri)10:00〜21:00
■会場:ホウトクショールーム(西麻布4-3-11)外苑西通りと六本木の交差点を広尾方面に向かい、最初の角を左に曲がるとle bainのショールームだが、その交差点を右折したところにあるようだ。
案内状と一緒に「60VISION」のホウトクのカタログ「HouToKu60」が送られてきたので紹介しておく。
HOUTOKUのHPは⇒http://www.houtoku.co.jp/topics/
HOUTOKU60」のカタログから、ホウトクの歴史について少し長いが紹介しておく。

1953年、ホウトク金属株式会社は主軸としていた自転車の金属フレームの製造部門を分離独立し、今まで培ったノウハウを使った新しい分野へ挑み始めました。金属製家具の製造です。
そして、開発した金属パイプを用いた学校机は、その軽く丈夫な使い勝手が、すべてが木製だったこれまでの学校教室の様相を一新させ、現在の学校家具の原点となりました。

1964年にはホテルの宴会場のために開発したイスが、超一流と言われるホテルに採用されたことで、日本を代表する各地の一流ホテルのロビーやレストラン、客室に広がり、ホウトクは「上部で質のいい椅子」と、広まっていきます。
丈夫で機能的、気温や湿度の変化にも狂いを生じないホウトクの金属家具は、ホテルの実績をもとに、空港や病院などの公共施設でも採用され、永く使われることになります。

人々の生活が「座る」から「掛ける」に変わりはじめ、住空間にようやく人々の関心が集まりはじめた1970年、ホウトクはいち早くヨーロッパで斬新なデザインを発表し、有名建築家の空間などに採用されているインテリア家具メーカー「アーティフォート社」と提携を結びます。高い技術力と自由で個性的な発想から生まれた、そのユニークなフォルムや大胆な色彩は、日本上陸とともに国内のインテリアシーンに大きな衝撃を与えました。

金属加工の高い技術から誕生した日本ならではの発想とフォルム。
ホウトクの家具は、時代を超えモダンな建築空間の顔として、今も活躍をしています。

このコンセプトは⇒http://www.houtoku.co.jp/products/houtoku60/ 
Artifortのホームページ(英語ページ)⇒http://www.artifort.com/
「HOUTOKU 60」のカタログ詳細は⇒http://http://udf.jugem.cc/?eid=26
[Days]平面+断面検討
【c-project】午前中に途中になっていたプランとセクションの検討を行った。敷地が道路から1mほど高いので、不動産会社のチラシの参考例は、1m上がったレベルが玄関だが、同じでは仕方ないので道路レベルからそのままアプローチ出来る断面で検討。
このメリットは、1階レベルが下がるので斜線規制に対して有利。将来エレベーターをつける場合、スペースだけ確保すれば問題ない。しかしなんと言っても、外部階段でわざわざ上がる必要のないのが、これからの高齢者社会では使い勝手が良い。
とは言えデメリットも数多い。一番大きいのは工事費のアップにつながる、地下の掘削と山留めの規模がやや大きくなること。
1階の床が地盤面より80cm程度下がることだが、これはそんなに大きな問題にせずに処理は出来る。
地下室で一番心配なのは、排水の問題(我が家は前面道路の配水管の深さから、自然排水できる高さに地下トイレを配置するために、メインの地下レベルより3段ほど階段をつけて、高めに設定している。まあ、これはこれでレベル差が多くなり、高齢化で脚に弱点が生じた場合はちょっと苦しいが)。停電したり、ポンプが故障したらお手上げだ。一般の住宅に予備電源や予備ポンプを完備してもらうのは、なかなか難しいのではないかと思うが、地形が思わしくない場合でどうしても地下にせざるを得ない場合は、対応を考えておかないと大変なことになる。
とにかく1日でプランとセクションを検討して、クライアントに送らねばならないので、朝からパソコンとお付き合いとなった。昼には面積を出してFAXで送付。勿論、この敷地はお勧めできないとのコメントつき。すぐにお礼と、この敷地は諦めますと言う連絡が入った。
■午後は、隣の外壁のペンキがはがれていると言うので、近くの建材屋さんでペンキを買ってきて作業。たいした面積ではないが、陽に照らされながらのケレン作業はきつい。ついでにシャッターのトラスの足元のペンキを塗りなおす。


About this entry