そこにしかない形式

[建築] 千葉学展
ギャラ間
「ギャラ間」最後のDMとなるらしい:残念!
ギャラリー間」での次回の展覧会は建築家の千葉学氏で、サブタイトルは「そこにしかない形式」。サイトの案内に千葉学氏のコメントが載っている、『そこにしかない形式を、見つけようとしているのだと思う。・・・』と言うことになっている。設計には「その場所の意味」が重要な場合とそうでない場合とがあるように思うが、一般的には「場の力」とか「場の文脈を読む」といった言葉で、「そこ」の「条件」が非常に重視される。バサッといってしまえば、古くて新しい問題、「敷地条件」を含む「与条件」の捉え方をチョッと気の利いた言葉で、建築家らしく表現するとこうなるのかもしれない。
千葉学氏の作品を実際に見たことは余りない。以前、「都市機構」の「河田町コンフォガーデン」だったと思うが、高層部のワンフロアーと低層部の一部のインテリアを、谷内田章夫氏(ワークショップのbloghttp://www.workshop-www.com/index.php )と分担してデザインしていたものを見たが、「黒」をテーマに面白いデザインをしていた。その後、「東京ハウス」の「9坪ハウス:うなぎ」の「H邸http://www.tokyohouse.jp/works/house_h/index.htmlを見た程度だが、「上手い」ことは間違いない。
作品は住宅(集合住宅を含めて)が多いようなので、まあ、余り見る機会はないのかとも思うが。
■会期:2006年12月2日(土)〜2007年2月17日(土) 11:00−18:00(金曜日は19:00まで)
休館日:日曜・月曜・祝日、冬期休館(12/23〜1/8)入場無料http://www.toto.co.jp/gallerma/ex061202/index.htm 
余談だが、「ギャラ間」のDMも今回限りらしい。次回からはWEBサイトの案内を見ろとのこと。アナログの情報手段は「表現手段」として捨てがたいものがあるが、まあ、経済的理由からなのだろうが残念なことだ。WEBサイトを見ることは習慣になっていないとなかなか難しい、それに比べて郵便物として送られてくれば、嫌でも情報が目に入るのだが・・・。
[days] b6
b6
明治通りに面した「b6」ビルのファサード
COMPLEX2
「b6」の中の「COMPLEX TABLE」イメージパース(パンフレットより)
COMPLEX
COMPLEX TABLEのショップカード:プロポーションは面白いが、ウーン!
クリスマスツリー
原宿ラフォーレのクリスマスツリー:クリスマスの頃には確認申請が下りてないとまずい、ツリーを見ても・・・。
裏原宿の木目
「裏原宿」で見かけた「木目」模様の幕板、かなりな「木目」(見てると頭がくらくらする)。
■先週の金曜日に青焼屋さん(アナログ?)に製本を頼みに行った帰りに、原宿に出て「b6http://www.b6-web.jp/と言う新しく出来た複合ビルで食事をした。DesignTideのメイン会場のまん前にある建物で気になっていたが、設計者などのデータはまだ探していない。外観は家具の形がイメージされるが、その家具の画像が見つからない、かなり有名な家具だと思う。サインもキューブ状の形をしていたセンスの良さをうかがわせる。空間の作り方も面白いと思う。入ったのは「COMPLEX TABLE」と言うお店だが、暖かなときにはテラス席など結構良いのではないかと思うが・・・。
momo-house】根伐りが始まったがこの雨で土が崩れないかチョッと心配。図面を製本に出したので、これ以降は設計変更的な扱いになる。こちらは特別難しい問題はなく、後は丁寧に造るのみ(造るのは大工さんだが、それでもこちらの熱意は伝わるもの)。
吉-house】床を張り初めて今のところ順調、決めるものもほぼ決まったので、後は細かな納まり程度だと思うが、まあ、何が起こるか分からないので「油断大敵」!


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