CALENDAR

[design]　カレンダーの仕事

「上条喬久／カレンダーの仕事」展チラシ
G8での「上条喬久」展http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2007/g8_0701.html。日本グラフィックデザイナーズ協会副会長と言うことだが、作品と名前が一致しない、と言うよりも、「知らない」わけだが・・・。
作品については上記の「G8」のホームページを見てもらうこととして（他に、上条喬久氏の作品を紹介しているサイトが見つからなかった）、カレンダーは新しい年を迎えるにあたっての必需品と言うことになる。不思議なことに、市販されているものより、圧倒的に企業の作るカレンダーに魅力的なものが多い。理由は簡単で、優秀なデザイナーを使って企業イメージを高めるために、企業はこの一大イベントに力を投じるから、と言うことで間違いないと思う。
したがって、欲しいカレンダーは手に入りにくいし、どのようなカレンダーが、どのような企業で作られているかと言う情報はほとんど入ってこない。
著名な設計事務所や大手ゼネコンの設計部辺りには、手に入れたいカレンダーがごろごろしているのだろうが、弱小設計事務所にはほとんど何も来ないのが現実。まあ「壁」もそれほどあるわけではないので、最近はもっぱら「ABC商会」の「玉カレンダー（文字のみのカレンダーの呼び名）」を二つ並べて使っているが、これが一番機能的といえる。それも来年の分は無いので（毎年送ってくれていた営業担当が退職された）さあどうするか。
ほかにここ「何十年」か使っているのは松下電工の二川幸夫氏のカレンダー。大型で写真もなかなか良い（最近は都市がテーマだが、やはり建築を題材にしたものが好きだが・・・）。独立したあとも営業の方がずっと送ってくれている。今年は「都市の肖像6」で「CALIFORNIA」、建築単独のものは、フランク･0･ゲイリーのウォルト･ディズニー･コンサート･ホールのみで、あとは文字通り「都市の肖像」と言うことになる。
さて、来年はどのような年になるのやら！
「上条喬久」展
■会 期： 2007年1月15日（月）〜2月2日（金）
土・日・祝祭日休館　入場無料
11:00A.M. 〜7:00P.M.（水曜日は8:30P.M.まで）
■展示内容：上條氏が手がけた約20年間に渡る「カレンダーの仕事」45点340枚の中から、約100枚を紹介。
■オープニングパーティー：2007年1月15日（月）7:00P.M.〜
■第186回クリエイティブサロン
日時：1月24日（水）7:10P.M.〜8:40P.M.
会場：クリエイションギャラリーG8　入場無料　要予約（Tel.03-3575-6918）
ゲスト：藤井保、葛西薫、上條喬久　（予定）

2007年松下電工のカレンダー表紙

フランク･O･ゲイリー「ウォルト･ディズニー･コンサート･ホール」：カレンダーをカメラで写したので少しゆがんでしまっている、二川さんスイマセン！
[days]　大晦日

お正月を迎える準備、門松以外の飾りつけはパートナーの専任事項！これは階段の踊り場、と言うよりも玄関の床の間的なイメージ
■今年の年末はひどい状態で、バタバタと過ぎてしまった。blogもほとんど書けないような有様で、年賀状もやっと30日に書いたが、喪中のチェックもいい加減で、随分と失礼をしてしまった。今日は午前中図面を書いて、午後から大掃除と言っても、子ども頃のように家中で大騒ぎしてやるようなことは無い。昔は大小あわせて十四、五枚あった障子の張替えから始まって、ガラス葺き、すす払いまで家族総出だったが・・・。
【吉-house】決めるものは、29日に基本設計者と現場に行きほぼ終了。完成前に引越しになりそうだが・・・。
【momo-house】とりあえず「順調」に進んで、軸組みの金物も付いた。共同設計者兼クライアントとショウルームを回り、主要な仕上げ材もほぼ決定したので、後は「DETAIL」の勝負になる。
■かくして、2006年も無事かどうか知らないが、暮れた（ここで12時を過ぎてしまったが、明日目が覚めるまでは2006年ということで）。