生きるための家 展

[建築]生きるための家 展

上野の東京都美術館で珍しく建築に関する展覧会が開かれている。都美術館は前川國男氏の設計(施工:大林組)で、完成は1975年。完成した時の見学会(建築学会主催?)に、一眼レフカメラを2台首から下げて参加した記憶があるが、今年大規模なリニューアルが行われ、その後の最初の企画展ということのようだ。

黒川紀章氏設計の国立新美術館(六本木)が出来て以来、多くの定期的な展覧会が都美術館から国立新美術館に移って行ったようだが、低層に抑えている都美術館は空間的になかなか苦しいものがある。改修後外部は何となく眺めたことはあるが、内部は見ていないので、この機会に見てみたい。

以下は主に都美術館のホームページhttp://www.tobikan.jp/からの引用となる。

「Arts&Life:生きるための家」展 これからの住まいとは? 次世代建築家による39の提案。

 リニューアル後の初の企画展である本展は、「生きるための家」というテーマでこれからの住宅についての提案を公募し、建築界の次世代の担い手たちによる試みを通して、新しい価値観を持った近未来の「すまい」の在り方を提示しようとするものです。応募の中から表彰された提案を模型で展示し、中でも最優秀賞受賞の提案は原寸大で展示します。

■会場:東京都美術館・ギャラリーA・B  

会期:2012年7月15日(日)~ 9月30日(日) 休室日:毎週月曜日、9月18日(火)( 9月17日(月)は開室)

■開室時間:午前9時30分から午後5時30分まで(入室は午後5時まで) 夜間開室:毎週金曜日(ただし、9月21日(金)、9月28日(金)は除く)は午前9時30分から午後8時まで(入室は午後7時30分まで)

入場料:一般600円、65歳以上300円、学生400円、高校生以下は無料。

展覧会にしては珍しく、会場内での撮影が可能なようだ。TOTOのギャラリー間では撮影が可能である(一時期、安藤忠雄氏の意向で撮影を禁止していた時期があったが、現在では撮影可能)。

●会場内での写真撮影について(HPより抜粋)

本展では、一定の条件の範囲内で写真撮影が可能です。詳細については、以下のウェブサイト、撮影についての注意(PDF書類)をご確認ください。

撮影された作品写真は、非営利目的の利用でお使いいただけます。営利目的には利用できませんのでご注意ください。撮影された作品写真に変更を加えることはできません。

 

 

 

[days] 新・青山見本帖

先日、クレヨンハウスhttp://www.crayonhouse.co.jp/home/index.htmlで家族で食事をした後、単独行動でFOUND MUJI http://www.muji.net/foundmuji/aoyama/SPIRAL http://www.spiral.co.jp/に寄ったが、SPIRALは設備改修のため9月2日まで全館休館だった。その後、移転した「青山見本帖http://www.takeo.co.jp/site/shop/aoyama/index.htmlに寄ってみようと、山田守自邸の前を通り裏道を六本木通りに向かって歩いたが、場所を良く覚えていなかったので、炎天下20分以上歩いてやっと南青山の裏通りに面して建つ打ち放しの建物に入っている青山見本帖を見つけた。インテリアデザインはTONERICO http://www.tonerico-inc.com/top.htmlで以前のショップと同じように(デザインは内田繁氏だったと思うが)引出しが特徴的、ただ平面がL型の変形のような形で、ちょっと不思議なプランになっている。今回のSHOPには小規模であるが展示空間が設けられていて、訪ねた時は「紙象嵌」のようなものが展示されていて、SHOPの人が丁寧に説明してくれた。今回は封筒を作るためにハトロン紙的なものを探したが、段ボールの表面材と言う紙が良かったのでその紙と他にグレー系の紙を購入。

  

内部も撮影したが、ネットに載せないことが条件であったので、内部の写真はTONERICOのホームページを参照のこと。最初の画像はPAPER’Sの記事より。

 

 


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