松永真のウエルネスデザイン

[design] 第9回 亀倉雄策賞
松永真

クリエーションギャラリーG8での展覧会http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2007/g8_0703.html。今回の受賞は松永真氏、え、今頃!といった感じではあるが、それだけ日本のグラフィックデザイン界の層の厚さを示しているのだろうが・・・。
この賞は、1997年に亡くなった「亀倉雄策」の名前を冠した「グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的として」作られた賞のようだ。で、それがどうしたの?といった感じがしないでもないが、運営と選考はJADGAhttp://www.jagda.org/)とのこと。
これまでの亀倉賞受賞者は以下の通り・・・
第1回 田中一光
第2回 永井一正
第3回 原研哉
第4回 佐藤可士和
第5回 仲條正義
第6回 服部一成
第7回 勝井三雄
第8回 受賞者なし(*全て敬称略)
■会 期:2007年3月5日(月)〜3月30日(金)
11:00a.m.〜7:00p.m.(水曜日は8:30p.m.まで) 土・日・祝祭日休館 入場無料
[days] 外郎(ういろう)
ういろう1
お店に置いてある「歌舞伎十八番・外郎売」の説明書。
外郎八棟造り
堂々たる構えの「ういろう」屋さん(「八棟造り」だが、コンクリート造と言うところがチョッと残念)
東喜庵1
「ういろう」屋さんの並びにある「お蕎麦屋」さん、「東喜庵」。
東喜庵2
「東喜庵」の「かき揚げ天せいろ」、目茶苦茶ボリュームのある「かき揚げ」!
お目当てのお店が休みで、その駐車場の親切な係員から教えてもらったお店。
犬
お蕎麦屋さんの並びにある「美術商」屋さんの店番をしていた「柴わんこ」。
梅1
「辻村植物公園」の「梅林」。とても綺麗に維持されている。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿!」と言われているが、よく形が整えられた梅がそろっている。まあ、これはチョト「アヴァンギャルド」か・・・?
梅2
まだ沢山花を付けている梅もある。
明薬
旧明治薬科大学跡地を数年前、旧住都公団が買収して再開発した場所の前面道路。なかなか開通しなかったが、いよいよ明日早朝開通となる。ここから246号まではつながったが、まだ駒沢通りまでは通じていない。右側が「旧明薬」、突き当たりに見えるのが「旧日大獣医学部」の校舎の一部で、その少し先に、小泉誠氏設計のcafe「tocoro cafe」http://d.hatena.ne.jp/udf/20060109がある。
■昼少し前に、小田原の「ういろう」屋さんに「ういろう」を買いに行った。「ういろう」と言うと、名古屋辺りで売っているお菓子を思い浮かべるのが一般的だが、実際には薬もあり、我が家では「ういろう」を「銀玉」と称して常備薬(?)としている。
もともと「ういろう」は中国から帰化した、「陳外郎(ちん・ういろう)」から採ったもので、室町時代から続いているらしい(詳細は、「ういろう」のホームページ参照のこと⇒http://www.uirou.co.jp/)。歌舞伎十八番「外郎売」も知る人ぞ知る、もののようだ。
ういろう」については以前詳しく書いたと思ったが、検索したところでは見つからなかったので、またそのうち時間が出来たら詳しく紹介したいが・・・。場所は国道1号線沿いの目茶苦茶目立つ「八棟造り」なので、東京方面からであれば国道の右側を注意していればすぐ分かる。小田原厚木道路から早川を通ってくると左側になるのでそのまま車を駐車場に入れることが出来る。
■帰りに「辻村植物公園」に寄って梅を見てきたが、今年は暖冬のせいかすでに満開を過ぎて花が散り始めていた。この公園は余り知られていないこともあり、梅見の穴場になっているらしい。丘の上から見ると、それでもまだ一面に白梅が咲いている姿が見事なので、満開のときはさぞや、と思われる。
momo-house】明日定例打ち合わせ、玄関庇・バルコニー手すりなどの詳細検討の予定。


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