安藤忠雄
[建築] 悪戦苦闘
展覧会のチラシ
六本木の防衛庁跡地に3月30日に三井不動産の開発する「東京ミッドタウン」http://www.tokyo-midtown.com/japanese/index.htmlがオープンするが、その敷地内に安藤忠雄氏設計になるデザインミュージアムも同時にオープンする。そのオープニングの展覧会が「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」http://www.2121designsight.jp/ 。
安藤忠雄氏については、ここ数年と言うか、東大のデザインセクションの教授になった頃から、「何か違うなあ・・・。」と言う感じがしていたが、小泉政権へ擦り寄る姿や、森ビルの東京破壊に加担する姿を見ていて、かなりがっかりした。そこに、石原都知事の「お抱え建築家」のような姿をさらすにいたっては・・・。
その生き方に失望したのと同時に、作品の質が明らかに「生温い」雰囲気になってきたように思えて、その点でも失望している。「野にあってこそ」の「安藤忠雄」ではないだろうか?
ところで、国の所有する土地、これは「国民の財産」である訳だが、何故か次々と民間に払い下げられる、それもある特定の民間会社であるところが腑に落ちない。「国民の財産」がなぜそうもたやすく国民のものでなくなるのか、その辺りのカラクリはすでに明らかな訳だが、それに異議を唱える世論もなければ、「ジャーナリズム」も取り上げる訳ではない。それで良いのでしょうかねえ?
「日本バイヤーズ・エージェント協議会」と言うNPOがあるが、そのblogに極めて分かりやすくそのあたりの事情が書かれている(この場合は「住宅用地」と言うことではあるが)⇒http://www.buyers-agent.or.jp/2007/01/。
■会期:2007年3月30日(金)〜4月18日(水)11:00〜21:00(入場は20:30まで)[会期中無休]
■入場料:一般1000円、大学生800円、中高生500円 小学生以下無料
[design] 断面A-A
DM:白い部分はフライパンの「柄」の断面
松屋銀座のデザインギャラリーで開催される「山本秀夫のプロダクトデザイン」展http://www.ottimo-d.com/。
展覧会の内容については、以下のDMにあった説明が分かりやすいので引用しておく。ちなみに、佐藤卓氏は上記「安藤忠雄展」のトークセッションにも参加するようだ。
プロダクトデザイナー山本秀夫が、自分の携わったプロダクトの断面を見せます。優れたプロダクトは、多くの意味が美しい断面に集約されています。普段見ることのできないプロダクトの断面から、デザインを考えてみる展覧会です。ぜひご高覧ください。 展覧会担当 佐藤卓
■会期:2007年3月21日〜4月16日
[design] NUNO WORKS
DM
西麻布の「MITATE」http://www.le-bain.com/gallery/mitate/index.htmlで行われる「こいのぼり展」。「こいのぼり」と言えば小さい頃は庭に丸太だったか竿だったかを立てて、大きなこいのぼりを上げていた。大きな口から潜り込んで遊んだものだが、今や東京ではなかなかそんな庭を持つことは難しくなった。
こいのぼりには「・・・。竜門の滝を登り切ると鯉が竜となるという「こいのぼり」。健康でたくましく育って欲しいという気持ちが込められています。(DMより)」
この東京は、大人たちも子どもたちにも生きにくい場所になってしまったのではないかと、とても残念に思う今日この頃ではある。
■会期:2007年3月20日〜4月1日 11:00〜19:00
[design] のびる硝子
DM
これも西麻布の「MITATE」http://www.le-bain.com/gallery/mitate/index.htmlで行われる「青木美歌展」。上記の「こいのぼり展」のあとに開催されるもの。DMを見ると何か不思議な感じのする硝子が花か胞子のようにニョキニョキと伸びている、ある意味極めて「危うい存在」と言った感じもする。
「・・・。硝子を「あなた」と呼び、その魅惑に感謝を込めて浸る日々。・・・。」うむ、もしかして作者自体が「危うい存在」かもしれない。こういう「危うげさ」はどこか魅力的である場合が多いような気もする。作家在廊の日に行くのも良いかもしれない・・・。http://www.chinadesign.net.cn/sotsuten2006/musabi/07.html
武蔵野美術大学の工芸工業デザインの卒業制作なのだろうか、コメントがなかなか・・・。「あなたと私の間に」青木美歌 作者コメント:あなたがただいてくれたことに感謝できた日から、あなたと私の間に根づいて、育っている。
■会期:2007年4月3日〜4月15日 11:00〜19:00
[書籍] 東京の空
ecoの特集頁
「metro min.」の最新号は、特集が「東京にはオープンカーじゃ 見られない空があるんだよ ふ〜じこちゃん」って、「ルパン三世」じゃないって。まあ、レストランの様な所からから見る空、と言うことのようで、空の見えるお店の特集で、昔ならすっ飛んで行ったような店があるにはあるが、今の生活には無縁・・・。
内容の紹介は⇒http://www.metromin.net/
このようなフリーマガジンでも「地球環境」は避けて通ることはできないようで、「eco min.」と称して、環境問題も取り上げている。
[書籍] 寄り道日和の春ウォーク
眼鏡のフレーム
東急のフリーマガジン「SALUS」http://salus.jp/magazine/の4月号。特集は「春ウォーク」で、「藤が丘―青葉台」・「学芸大学―目黒」・「横浜―日本大通り」の三ヵ所だが、「藤が丘」と言うのがいかにも東急らしい。「街シリーズ」は横浜中華街と元町でこれもチョッとまた行ってみたい感じもする。元町は時々行くとついつい買い物をしてしまうが、前回の買い物「黒いジャケット」は、スーツ以外の外出では毎回お世話になっている。
「SALUS」には「暮らしをデザインするモノたち」と言う連載があるが、これが結構面白い。今回は「300年の歴史が息づく江戸金枠眼鏡」。
[days] たんぽぽ
影は駐車している車
■昼過ぎに帰宅、今日は外食、と言っても近くの「イルピアット」でまたまた「ほうれん草のニョッキ」、いつ食べても美味しい。クリームとトマトをそれぞれいただいた!
近くの駐車場に元気そうな「たんぽぽ」が咲いていた、こんな所で大丈夫なのだろうか・・・。
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- Published:
- 3.20.07 / 10pm
- Category:
- 建築
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