メトロガイド 10

メトロガイド10

[建築]メトロガイド10
秋の散歩道を歩こう」と言うことで、「庭園散歩」に続いて、東京メトロのタブロイド版フリーペーパー。
「テーマ別にじっくり楽しむ」秋の散歩道は以下の通り。
〜秋の醍醐味〜がたくさんつまった「上の界隈を歩く」:神社仏閣、美術館、公園の外に出れば老舗和菓子店やトンカツ屋、文豪ゆかりの温泉まで。勿論、銭湯ギャラリーSCAIもある。
食欲を満たす〜食べ歩き〜「築地から月島へ」:朝早くからにぎわう築地の場外市場で、新鮮な海産物や料亭御用達の玉子焼きを楽しんだ後、築地界隈を散策。今は開かないけれど、橋が上がった時の風景を想像しながら勝鬨橋見物。波除神社(母の名前はここで付けてもらった)、伊東忠太の築地本願寺、聖路加チャペル、築地教会等々見るものに不足は無い。一休みは「うおがし銘茶」のcafé「茶の実倶楽部」で、藤本昌也氏の建物と橋本夕紀夫氏のインテリアと美味しいお茶を楽しむのも一興。締めは勿論「月島」でモンジャ。
本を片手に〜文学〜散歩「本郷−根津」:上野界隈とつながってはいるが、ここではそちらには行かずに東大のある本郷方面に。この辺りは、夏目漱石や森鴎外の小説にも登場する。三四郎池で一休みも良いかも。ここには「勝ち組」予備軍を沢山見ることも出来る。父もここの出だが、人生の後半はどう見ても世渡りの上手くない「負け組み」だった。でもそれが「不幸」だったなどとは思えない。アコギな「勝ち組」よりも、清貧な「負け組み」の方が圧倒的に見事な生き方だと思う。
都会の喧騒を抜けて〜芸術〜散歩「渋谷−松涛」:ここが散歩に値するかは疑問?確かに、白井晟一の松涛美術館、内藤廣氏のギャラリーTOM、戸栗美術館などはあるが、歩くことを楽しむためには如何なものか。そのうち温泉も出来るが・・・。
たっぷり拝んで〜ご利益〜散歩「深川界隈巡り」:清澄白河駅から門前仲町に向かう清澄通り周辺の社寺や清澄庭園が散歩のターゲット。反対方向に行くと新木場の「現代美術館」なので、「イサム・ノグチ展」http://d.hatena.ne.jp/udf/20050816を見るのも良いかもしれない。
〜港町〜の歴史的建造物を巡る「横浜・関内−中華街」:日本大通り駅から元町・中華街駅の間が紹介されているが、横浜はもっとたくさんの見所があるので、これは見学会をからめて機会があれば少し細かくチェックしたい。
〜城下町〜に残る建物を探訪「川越・一番外周辺」:小江戸といわれる川越。「時の鐘」や「駄菓子」などで有名だが、やはり「芋羊羹?」

上野、築地、本郷、渋谷の図⇒http://udf.jugem.cc/?day=20050914


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