ginza salone

[design] ginza salone
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銀座にある「大日本印刷」のギャラリー「ggghttp://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/での佐野研二郎氏の展覧会。佐野研二郎氏の作品http://design-note.jp/sanoken/については、「アー、これもそうなのか!」といった感じで、デザインしたものは良く目にするが、デザイナーの名前は知らなかった。
DMには、佐藤可士和氏の以下のようなコメントが載っている。

佐野研二郎の根底には、時代とかトレンドとかファッションとか、一切のそういうものに関係なく、純粋に人が喜ぶこと、嬉しい、幸せだと感じることをやりたいという想いが流れているのだ。
その一点の曇りもないピュアでポジティブな想いが、自然とデザインにもにじみ出ているところが、多くの人が彼の作品に惹き付けられる由縁だろう。 佐藤可士和

なるほどうまいこと言うものだなあ、と思わず感心してしまう。
ところで何故「ギンザ・サローネ」と言う名前の展覧会かと言うと、「1階では、グラフィックからプロダクトまで様々なかたちのコミュニケーションを提案する新作のオリジナルグッズを、国際見本市「ミラノサローネ」風に発表。」と言うことらしい。
■会期: 2007年9月4日(火)− 9月29日(土)
[days] 建築見学
外観
工事中の住宅。どう見ても「マンション」だが・・・。
小舞1
小舞壁の骨になる小舞竹を組んだところ。
小舞3
力骨になる部分は丸竹を使い柱にあけた穴に差し込む竹の先端を削り、太目のものを用いてがたつきの無いようにするとのこと。
小舞2
左官屋さんの説明風景1
土壁
内部の壁(和室)は庭から取った土を塗るとのことで、サンプルが出来ていた。
扇風機の後ろにいるのは工務店の社長さん。
外壁
仕上げ前の外壁の状態。開口部は「R」の「くり型」が付いている。右側のRの屋根は9mmの鉄板を造船所で加工して取り付けている。
■世田谷にある大きな住宅で、外壁に「小舞壁」を施工すると言うことで見学のお誘いを受け、午前中、時々一緒に仕事をするインテリアコーディネーターの人と見学。構造は重量鉄骨で仕上げ関係は「エコロジー」と言うことで、外壁に断熱材は使わず、厚さ180mmの土壁を「小舞」を組んで施工すると言う、最近では余りお目にかかれない工法の住宅。職人さんは伊賀上野から来ていると言うことで、土も三重から運んでいる。
伊賀上野と言えばINAXの大きな工場があり、一度製品検査に行ったことがあるが、あの辺りの土を使って伊賀上野で焼いたものが「伊賀焼き」、山の反対側に下りて焼くと「信楽焼き」と言うことになる。まあ、それほど「良い土」があるということなのだろう。昔から「伊賀に耳あり信楽に耳なし」といわれ、伊賀の水指や花生けには、耳や累座と呼ばれる装飾が施されていることで、信楽と見分けると言うほど、よく似たものができる。
神宮前の家1
午後の見学の家
神宮前の家2
目隠し部分のDETAIL(図面上は「不燃木材」)

■午後から、JIAの世田谷地域会から連絡があった、神宮前の住宅の見学へ(ジョージ・国広氏設計)。隠田神社と假屋崎省吾氏の住宅の中間辺り(ヘンな説明だが)にある、地下1階地上3階の典型的な都市型住宅。一部吹き抜けが有り空間がつながっているが、もう少し空間のツナガリがあったほうが良いような気もする、とは言え、こればかりはクライアントの好みが決め手なのでなんとも言えない。全体としてはコンパクトに良くまとまっていると言った印象。
帰りに渋谷のビッグカメラで「hp」のプリンターを購入。持ち帰ったが10kgもあり、栄え通りの途中で余りの重さに耐えられず、家に連絡してキャリアーを持ってきてもらう。
花火1
コンパクト・デジカメで写すのはなかなか難しい。
花火3

花火4
花火の写真は難しい・・・!
デザート
今夜は豪華に「林フルーツ」のデザート!
■夕食が終わりTVを見ていたら、二子玉川の花火大会の放送をしていた。TVより、打ち上げている近くで見たほうが良いということになり、今日見学した住宅があるところまで車で出かけ、花火見物。現場は見晴らしがよいので、3階で職人さんたちが花火見物をしていたが、流石にそこに混ぜてもらうことは遠慮した。


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