patagonia 2 モノを無駄にさせないための5つの試み

 

 

先日、予約してあった本(毎月「新建築」)を近くの甲文堂に取りに行ったが、その時棚に並んでいた宝島社の「patagonia PERFECT BOOKhttp://www.thecleanestline.jp/2012/08/monomax-patagonia-perfect-book.htmlと言う雑誌のようなものが目に付いたので買ってみた。このごろ書籍を買ってもあまり読まなくなってしまっているが(以前からか・・・)、裏表紙の裏側に木のアップ写真があり、そこに「私はこの本を作るために切り倒された本です。あなたができることは、この本を読むことです。」と書かれていた。なるほど!

内容はpatagoniaの製品や店舗、企業コンセプトのようなものが載っているものだが、その中に「コモンスレッズ・イニシアティブ」と言う記事が有り、「モノを無駄にさせないための5つの試み」と言う考え方が紹介されている。これは、patagoniaに限ったことではなく、ある意味生活全般に考えていかねばならないことのようにも思えるので、ちょっと紹介しておく(詳細については、宝島社の案内を参照のことhttp://tkj.jp/book?cd=12595101)。

1’ reduce リデュース 【削減】 パタゴニア:長持ちする製品を提供する カスタマー:必要のないものは購入しない

2’ repair リペア 【修理】パタゴニア:製品の修理の場を設ける カスタマー:破損しても修理して使う

3’ reuse リユース 【再利用】パタゴニア:再利用を探す手助けをする カスタマー:必要にしている人に売るか渡す

4’ recycle リサイクル 【再生】パタゴニア:パタゴニア製品を回収する カスタマー:製品を埋立地や焼却炉に入れない

5’ reimagine リイマジン 【再考】全員:自然に戻せる分だけを利用する 世界を再考する

特に、4のリサイクルについてはStep01とStep02が有り、Step01は「パタゴニア製品をそのまま再利用する」というもの。Step02は「素材や燃料に生まれ変わらせ環境破壊を防ぐ」というもので、「テイジンのエコサークル」フリース、キャプリーンは素材として生まれ変わる(http://catalog.teijin.co.jp/template.phtml?id=109)、「日本環境設計のリサイクル」コットンはバイオエタノールに生まれ変わる(http://www.jeplan.co.jp/)、「アミタの資源製造工場」サーフボードやウエットスーツはセメント原燃料に変える(http://www.amita-net.co.jp/)、と言ったものが取り上げられている。


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