LE KLINT

[design]  LE KLINT
MG
展覧会のDM
展覧会の題名は「LE KLINTポー・クリスチャンセン/光のデザイン」。松屋銀座デザインギャラリーでの開催。
LE KLINThttp://www.scandex.co.jp/03_lights/index.htmlは、デンマークの建築家クリントが、紙をプリーツ状に折って作る手作りのランプシェード、を親しい友人たちにプレゼントすることから始まったらしい。創立は1943年と言うから第二次世界大戦中と言うことになるか?
形を見るとすぐに分かる程、雑誌などでは良く見かけるものだが、今回の展覧会のDMを見るとチョッと様相が違うようにもみえる。DMの案内文を引用しておく。

家族の団らんの手工芸から近代的な企業へと発展したレ・クリント社は、折り紙の様なプラスティックペーパーのランプシェードで多くの人々に知られているが、優れたデザイナーを輩出することに長けた企業でもある。今回は同社のデザイナー、ポール・クリスチャンセンの仕事を紹介します。直線的な折りから、新たに曲線を使ったシーナスラインや新作のエリシオン、美しい光の数々をご高覧ください。
展覧会担当=川上元美

■会期:2007年9月12日〜10月8日
■会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
[design] ネクタイが示す意気と意義
MITATE
展覧会のDM:キリンの顔の模様
西麻布にあるle bainhttp://www.le-bain.com/index.html)のMITATEでの展覧会(多分即売)。
「世界一キュートなネクタイgiraffe」が展示されるようだが、「giraffehttp://www.giraffe-tie.com/と言うネクタイ屋さんを知らない。あの小泉元総理がいた頃から、あの目立ちたがり屋の環境大臣がいた頃から、ネクタイの受難は始まった。いまや夏になると、日本の男はあらかた、だらしのない姿になって街を歩いている。
■会期:9/18(tue)〜9/30(sun) 11:00-19:00 (初日は13:00から、最終日は17:00まで) 月曜定休
[days] MY ARCHITECT
MA2
人物相関図:privateプログラムから。本妻との家族、愛人1との家族、愛人2との家族・・・。心身ともにかなりタフな人だったらしい。知り合いに、顔も似てるし、タフだし、建築に対する情熱も大いにあるという人がいるが、家族は一つだ!
MA1
人物相関図:businessプログラムから。芸術家肌でクライアントと喧嘩することなんて全然気にしないところがある。計画に終わった物の数がかなりある、映画ではその模型が次々と出てくるシーンがあった。I・M・ペイのインタビューがちょっと笑える・・・。
■以前前売り券を買っておきながら見逃した、ルイス・カーンの映画。内容はカーンの建築が出てくるのは4分の1ぐらいの時間だろうか、残りはカーンのプライベートな話になっている。建築の映像だけを期待する分には、「期待はずれ」と言うことになるが、映画としてはなかなか面白い。まあ、「ワイドショー的」怪しさがない訳でないが、それはそれで面白い。私生活はライトと争うかといったところだが、チョッと違うかもしれない。記憶するところでは、ライトはクライアントとの関係が・・・、カーンは所員との関係が問題か?どちらも、建築と女性が好きだったことにはかわりは無いが。
それはそれとして、建築の映像も結構見ごたえがある。特にバングラデシュの国会議事堂内部の動く映像(?)は、迫力があるし美しくもあった。
フィリップ・ジョンソンにガラスの家でインタビューするシーンがあるが、フィリップ・ジョンソンが「ライトは怒りっぽい、ミースは近寄りがたい、コルビュジェは陰険、だが、ルイスは親しみやすかった。」と語っていたが、フィリップ・ジョンソンは4人に面識が有ったということで、きっとグロピウスにも・・・。
下高井戸シネマhttp://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.htmlのモーニング(9月8日〜14日、10時から)とレート(9月17日〜22日、21時5分から)で上映されている。

Sさん、ブータンからコメントありがとうございます。「モダンデザインの展開」とは懐かしいですね、思わず本棚からペヴスナーの本を取り出してしまいました。あの本は1971年暮れに神保町の南洋堂で買って、1972年に読んだのですから、すでに35年前になるわけです・・・。写真はかなり大きめに入れているので、確かにダイアルアップではきついかもしれませんね。ボチボチ書いていますので、時々見てください。また、日本でお目にかかれればと思います。奥様にも宜しくお伝えください。


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