横浜山手西洋館めぐり
[建築] 横浜山手西洋館めぐり
日本建築家協会関東甲信越支部建築交流部会の見学会を企画。10月21日に内田青蔵先生の案内で横浜山手の西洋館を見て歩くと言う企画で、専門家にも西洋館に興味のある一般の人にも、楽しく過ごしていただけそうな企画!
[design] Poul Henningsen
ポール・ヘニングセンといえば、「泣く子も黙る」北欧照明器具デザインの名作、誰でも知ってる、と言うか一度はどこかで見たことのある「PHランプ」http://www.h-l-s.co.jp/louis_poulsen/ph5_y.htmlのデザイナー。
udfの住宅のデザインでは、「照明器具」が目立つような、照明器具に頼るような照明計画はあまりしないが、照明器具には常に、と言うかまあ割りアンテナを張ってはいる。
照明計画をする時は、コスト削減も視野に入れて、ブラケットは松下電工NL56211と小泉産業のABE547239、器具としては非常に安いものだが「使用に耐える」、ただし上昇気流による壁面天井面の汚れが問題あるので対策が必要。
コードペンダントばかりは少し悩むところだが、やはり予算が許せば北欧照明器具は使いたいものの一つといったところだろうか。
■会場:松屋銀座7階デザインギャラリー
■会期:2007年10月10日〜11月5日
「PHランプ」は北欧照明器具の不朽の名作だ。間接照明デザインの原点とも言うべきで、多くの近代住宅に優しい風景を創ってきた。しかしPHは当時、オフィス照明、工場照明としても活躍していた。日本の住宅が蛍光灯の洪水に走っていた時代に、北欧ではこんな優しい照明がオフィスにまで使われていたかと思うと愕然とする。 展覧会担当=面出薫
円筒のレセップがとてもすっきりしているので使い続けているが、いつまで生産されるか・・・。
同じく良く使う小泉産業のブラケット。
[書籍] ちくま10月号
「ちくま」10月号表紙
表紙は例によって、奈良美智氏の女の子、う〜ん、なんとも言えない表情で、いつもながらいい味出してる!
なだいなだ氏の連載「人間、とりあえず主義」は「プリンセス・マサコ」と言う本の話と思いきや、ジャーナリズムと広告と大企業のお話。朝日のことを言っているのだが、朝日がそうなら他は推して知るべし、と言うことなのでしょうか。そういえば、高校の某先生が「朝日新聞も所詮資本家の出す新聞」、みたいなことを言っていたのをチョッと思い出した。昔の先生は言うことが大胆だ、今そんなことを言える「根性」のある教師はあまりいないかも知れない。
[days] 鎌倉
知人の作品。旅箪笥に入りそうな可愛い抹茶茶碗。
「湘南倶楽部」打ち放しのなかなか「雰囲気のある」建物。
「うわさのはやしらいす」の看板と内部の雰囲気。
「ハヤシライス本体、食器類もなかなか雰囲気が良い。
店内の感じ
面白い照明器具
レーモンド展の半券、一見の価値あり!
鎌倉近代美術館、いつ見ても感動する建物だ!
池に立つ独立柱がまた良い! それにしても新館部分が耐震性に問題があり閉鎖中と言うのがものすごく気になる、耐震補強のコンペをすれば良いのではと言う声もあった。
■午前中から鎌倉へ。親しい知人の陶芸の作品展を覗いてみた。昼は以前行ったことのある「湘南倶楽部」で、「うわさのハヤシライス」濃い目の味で結構いける。
その脚で、鶴岡八幡宮に行って厄払いをしてもらった。初めての経験だが・・・。帰りに、鎌倉近代美術館で「レーモンド展」を見る。ロッカーのところで偶然JIAの知人とバッタリ巡り会った、彼はそのまま横須賀美術館に。こちらは「レーモンド展」を楽しむ。やはり名のある建築家は「手が練れている」。最初に有ったニューヨークのダンスシーンを描いた、アールデコ調のイラストレーション(?)にはビックリした。
■このところ、とんでもない事件でなかなかblogを書く時間も無いし、気分もしないがまあ、それでも気分転換的に久しぶりに書いてみたが、やはり時間がかかる!予定していた項目の1/3も書けない・・・。
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- Published:
- 10.4.07 / 5pm
- Category:
- 建築
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