茶の湯の美

[茶][art] 茶の湯の美
茶の湯の美
展覧会のチラシ。茶碗は赤楽茶碗で楽長次郎作「早船」、仕覆は「利休間道」、チョッと見ると「間道(縞)」に見えるような見えないような、そこが利休?添状は利休筆(色彩の再現が上手く出来ていない、「仕覆」はグレー)
白金にある畠山記念館http://www.ebara.co.jp/socialactivity/hatakeyama/での、茶道具の展覧会。サブタイトルが「利休から宗旦へhttp://www.ebara.co.jp/socialactivity/hatakeyama/display/2007/autumn.htmlと言うもので、「侘び」の茶道具と言うことになるのだろうか。「侘びの茶道具」と言う表現はおかしいかもしれないが、「侘び宗旦」と呼ばれていたそうだから、まあ、「侘び茶」であることは間違いないだろう。遠州の「綺麗さび」http://www.enshuryu.com/とはやや異なる道具立てがあるのだと思う。茶室の作り方や茶碗の好みなどかなり違うのではないだろうか。個人的には「楽茶碗http://www.ztv.ne.jp/227-246i/tyoujirou1.htmは好きだが、遠州流では余り使われないようだ。遠州の好みは、作庭にしても「近代的」なデザインに近いものがあると思う。まあ、利休にも遠州にも人を引き付ける何かがあることは間違いない。
展覧会のチラシにもあるように、「赤楽茶碗」など、利休、宗旦の好みの茶道具が展示されるようだ。
畠山記念館はよく知られているように、荏原製作所の創始者、畠山一清氏の私邸「般若苑」の中に建てられた美術館で、苑内に茶室がいくつかある。
12月に、長い間お世話になった遠州流の先生のお茶会が、その中の一棟「翠庵・明月軒http://www.ebara.co.jp/socialactivity/hatakeyama/tea/room2.htmlで行われる。「翠庵」は小間で三畳台目、「明月軒」は広間で十畳、小間ではお濃茶、広間ではお薄と言うことだろうが、もう随分お茶会には行っていないので、作法も何もかも忘れてしまった!状況が許せばまた、お茶のお稽古をしてみたいものだが・・・。それにしてもお茶会は緊張してものすごく疲れる、たとえそれが「客」であっても。でもまあ、点てる立場よりかはどれだけ気楽か。ちなみにFC2のブログの写真は、護国寺の茶会でお茶を点てたときのもの、このときには帰りの車の中で疲れと緊張で気持ち悪くなった!
■会期機2007.10.02−11.08
■会期:2007.11.10-12.09
■会場:畠山記念館
[days] お寿司と蜜柑
エントランス
三吉寿司エントランス
内装
インテリア(左官・コンクリート打ち放し/Pコンには壁に色を合わせた丸い陶器)
鰹
三色丼の一つ「鰹」、美味!
鯵
三色丼の一つ「鯵」、美味!
椀
いつもの「お椀」、超美味!
デザート
デザートはアイスクリーム、美味!
ミカン
湯河原産のミカン、綺麗なので記念撮影。
■今日は久しぶりに、LAN管理者一家が遊びに来たので、これまた久しぶりに「三吉http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-57.htmlに出かけた。チラシと三色丼に分かれて、お寿司ランチ。相変わらず三色丼は美味しいが、量が多く三つ目の丼になるとかなりお腹が一杯になってくる。建物は新築してもうかれこれ10年以上になるだろうが、内部は新築のように綺麗なままだ。柱は打ち放しで、壁は弁柄色のリシン櫛引でなかなか雰囲気のある仕上げになっている。
■お隣に、湯河原からミカンが送られてきた。ここ何年かは、瀬戸内海の有機栽培のミカンを送ってもらっていたが、ミカン農家の主が亡くなって、それ以来奥さんが頑張っているようだが・・・。
日本の食糧自給率は50%を割り込んでいると思うが、そのうち大変なことになるのではないだろうか。40年以上前から「食糧戦争」のことは問題になっていた。学生運動のテーマの一つも食糧の自給、あるいは「食糧戦争」の回避にあったように思う。他国を実質的に支配するのに、必ずしも「武器」は要らない、石油のような燃料を押さえてもよいし、国民が生きていくために必要な食料を押さえてもよい。政治家ならずとも、そのようなことは誰でもわかる(?)ことだと思うが、そこには「利益」と言う厄介物が介在して、ある種の政治家は国民のことより自らの「利益」優先する。今や国民の「質」と同じく、政治の「質」も落日の感がある。なんて、「評論家」風に語ってみたところで、余り意味はないが・・・!
■午前中書類作成。LAN管理者一家来訪。午後から明日の見学会の資料をコピー。LAN管理者一行は「CHARA」のコンサートへ。


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