A Legacy of Inventuion
[design]Charles&Ray Eames
目黒区美術館で行われる「イームズ展http://www.mmat.jp/event/eames/press0.htm」。今日、買い物ついでにチラシをもらいに目黒区美術館に行ってみたが、いつ行ってもなんとなく魅力のない建物というイメージがある。ロケーションも悪くないのに、外部空間も内部空間も「心躍るもの」がない・・・。
まあ、それは別としてイームズの展覧会といえば、2001年8月〜9月の間、東京都美術館でかなり大規模なものが開催されている。(東京都美術館も前川國男氏のものとしては、余り成功していないような気がしないでもない。完成時に建築学会の見学会で、前川事務所の「番頭さん」的位置にあった、大沢氏か田中氏が案内してくれたように記憶しているが・・・。)
その時のカタログはなかなかの優れもので、魅力ある内容になっている。ブックデザインはあの「グルービジョンズhttp://www.groovisions.com/」だということを最近知った。
イームズの人気は若者を中心に根強いものがあるようだ。個人的には「La Chaise」と自邸が好きだが、自邸は実際に見たことはない。
これもずっと昔の話だが、高橋公子自邸が完成した時「都市住宅」か「建築文化」に載った写真を見て、イームズ自邸に似ているような印象を持った。ずっと後になって(高橋公子氏が亡くなった後だが)、田園調布駅から程近い場所に建つ「高橋邸」を拝見して、その内部空間の豊かさに驚いた。
イームズ自邸となんとなくイメージが重なったのは、架構スタイルこそ違え断面の小さな鉄骨で構成されていることや、吹き抜けを持った大きなひとつの空間が支配的なものであることなどがあったのかもしれない。
■会 場=目黒区美術館全館
■会 期:2005年10月8日〜12月11日
10:00a.m.−6:00p.m.(入館は5:30p.m.まで)
■入場料:一般 1000(800)円、大高生・65歳以上700(600)円、
小中生無料 障害者の方は半額です。 ()内は団体料金
「時間の中の住まい」−日本女子大学高橋研究室の会 編集 彰国社刊 より
彰国社 (2003/06)
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イームズ夫妻の名作を文庫で持ち歩ける
20世紀アメリカンファニチュァー
[建築]前川國男生誕100年展
(後日詳細を掲載したいが、情報は「生誕100年・前川國男建築展」のHP⇒ http://www.maekawa-assoc.co.jp/100th/ )
■会場:東京ステーションギャラリー
■会期:2005年12月23日(金)〜2006年3月5日(日)
[Days]諸連絡
■【m-project】と【s-house】の関連で工務店に連絡(FAX)を送信。前者はほぼ清算が出来ているので、屋根の漏水の対策について。
m-projectは瓦棒葺きの屋根だが、平面的に「L字型」の交差部の屋根レベルが違うこともあり、端部の瓦棒を1本やめて「ハゼ」継ぎにして納めている。そのハゼ部分からの漏水。立ち上がり部分の手前で、30cmほどハゼの部分にシールを打っているが、水上の部分に隙間がありそこからシールの内側に入った水の出口が無く、行き場を失った水が「ハゼ」の折り曲げ部分の隙間をとおり、屋根下地から壁の内部に侵入し2階を通過して1階の天井に落ちたもの。
漏水した天井の上がルーフデッキだったので、ルーフデッキ・外部建具周りからの漏水部を探したが見つからず、結局2階の屋根からと言うことだった。
水の処理は難しいし、漏水の経路を探るのはさらに難しい仕事だ。
郵政時代、保全係に2年ほど席を置いたが、屋根の漏水処理には随分苦労をした。郵便区分機が最上階に有り、防水改修で防水層を撤去した後、日曜日に雨が降り防水業者と急遽現場に駆けつけるなどと言うこともあった。とにかく郵便物は絶対に濡らすことは出来なかった。水の処理は難しい。
s-houseは新築後14年ぶりに本格的に足場を掛けて、外部シールの改修をするので、その見積もりチェック。外壁・屋根はガルバリゥムなのでほぼノーメンテ、シールのみが劣化している。
外壁周りの改修コストは、外部足場が大きな比重を占める。立地条件や工期によって多少異なるが、独立後の経験では単管足場で980円/屐1200円/、現在出ている見積もりが1500円/屬覆里把汗庵罅採用しなかったが今までで一番高かったのは、某ハウスメーカーの1700円/屐やはり中間マージンが大きいのか?
■TVで小泉支持率が60%を超えていると言う報道をしていた!あんなに嘘を並べ、道路公団の民営化の方向を見ても全く「改革」になっていない、厚生労働省の天下り団体の多さ(これも選挙後のTV)など全く手付かず(小泉氏が首相になってもう4年もたつと言うのに)・・・。あのライオンヘアーが奥様方に人気とか、いい加減にして欲しいものだ!
■不愉快な思いが抜けぬまま、カローラでケーキ屋さんと目黒区美術館へ。途中、交差点で後ろから来たポルシェが、前方は駐車している車でふさがっている車線を使って横に並んだ。随分無理して横に着くなあと思ったら、信号が変わるやいなやわがカローラの前に凄い勢いで割り込んだ、運転しているのはサングラスを掛けた、いかにもバブリーな男女二人ずれ。ますます不愉快になる!今日も「鬱・鬱」な一日・・・。
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- Published:
- 9.19.05 / 6pm
- Category:
- design
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