嬉染居

[design] 嬉染居の東京店 2007 秋
嬉染居
嬉染居の東京店DM(ちょっと分かり難いかもしれないが、Tシャツと羊。)
嬉染居http://www.kisenkyo.jp/と言うのは、京都にある染物屋さん、と言ってもただの染物屋さんではなく、天然の藍を使ったものを主な商品としているようだ。「ひつじのものたち」と言うことで、羊毛のものもある。

ひつじの原毛を
洗って、整えて、紡いで
いろんなものをこしらえています。
ひつじは、犬や猫と同じで、
いろんな色のひつじがいます。
色の違いは、
ひつじの違いでもあるのです。
染め物屋の嬉染居で、
唯一、染めをほどこさないものです

そのほかにも「コーヒー豆染め」とかいろいろ面白そうなものを扱っている。きっと「知る人ぞ知る」といった、「その世界」では有名なのだろう、でも「その世界」にいない人はなかなかそういうものに巡り会えることは少ない。
今回はたまたまSPIRALの「SHOW CASE」に期間限定で出店する。きっと「面白い」物を見ることが出来るのではないだろうか。物を作る人が明確な思いを持っているとき、多分そこには心惹かれるものが生まれるのだろうと思う、それは建築にしても同じことが言える。

※「ただの染物屋さん」と言う言い方は良くない表現かもしれない。染物屋さんはそれぞれに重要だ、昔は東京にもあちらこちらに染物屋さんがあり、太子堂では今は暗渠になってしまった川で、染めの洗いをする風景が見られた。上馬付近の環七が、まだ玉川通りと世田谷通りの間だけが広かった頃、歩道にはマロニエが植えられ、その道に面して染物屋さんがあった

■会場:SPIRAL1階SHOW CASE http://www.spiral.co.jp/event/
■会期:2007.11.14〜11.20
[design] MAYU HANA
MAYUHANA1
MAYUHANAのパンフレット表紙(スタンドタイプ)
MAYUHANA2

MAYUHANA3

今日、南青山のdriadeYAMAGIWA SALONE 2007http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-420.htmlのオープニングがあり、JIAの部会の前に寄ってみた。目的は、伊東豊雄氏のMAYU HANA吉岡徳仁氏のTEAR DROPを見ること。ともに期待にたがわぬデザインだったが、TEAR DROPはまだ製品化はされていない。TEAR DROPは球状のガラスの内部を削りだしたもので、かなりなテクニックを要すると言うか、目茶苦茶手間がかかりそうなものだった。
MAYU HANAの方は今回の新作の展示品の中では唯一(?)製品化されたものとのこと。素材はグラスファイバーと樹脂を混合した素材で強度もあるようだ。問題は「掃除」、まあ、野暮な話だがそうとばかりも言っていられない。はたきで軽く払うか、汚れた場合はぬらした布で軽く拭くこともできるとの説明だった。これが仮に「50万円」のものだったらその購入者は汚れたら買い換えるかもしれないが、「6万円」だったらきっとその購入者は掃除して使うだろう・・・。
普通の「笠」のようにその部分だけはずせれば、そのまま水洗いできるのだろうが。もっとも「あかり」は決して「張り替える」購入者はいないだろうが。
[days] 続 下北・三宿散歩
下北沢1
このサインと言うか何と言うか・・・、これもそう長くは見られないだろうか・・・?
下北沢2
小田急線の踏み切り横にあったポスター、なぜか「レンガ倉庫」での演劇ポスター。
下北沢3
古本屋さん、少なくとも25年はここにあるのではないかと思う。今日は磯崎新氏の「ル・コルビュジェとはだれか」がとても安かったので、つい衝動買い(800円也)。
三茶1
三茶の茶沢通り沿いにある「太子堂楽器店」http://www.taishidou.co.jp/のショーウインドウに有った人形、なかなか良く出来ている。
■今日は午前中、梅が丘の歯医者さんへ、歯の掃除と先日の治療のチェック。掃除中に虫歯が見つかって治療、始めは麻酔なしで削ったが、途中から麻酔をかけて、でも痛かった!
帰りに「羽根木公園」を通って、世田谷代田に抜けチョッと寄り道してから下北沢で買い物。下北沢のマーケットも以前の面影はなくなってしまった、再開発の嵐をじっと待っているようだ。バスで三茶に戻り、又チョッと買い物。
■帰宅後食事をして、2,3電話をした後、見学会の報告書を作るが推敲出来ぬ間に時間になり、表参道のdriadeに寄ってから、歩いて外苑前のJIAでの会議に出席。


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