多摩川アートライン

[art] TOUCH DREAM
多摩川
多摩川アートラインのチラシ
山居
多摩川駅構外に出展予定の「山居」、2002年のミラノ・サローネにも出展されたもの(「TOKYO TOSHI」のサイトからhttp://www.tokyotoshi.com/ja/top/link/
多摩川アートラインプロジェクト・アートラインウイーク2007 http://tamagawa-art-line.jp/というイベントがある。多摩川の川下りか何かと思ったら、「ライン」は「川」ではなくて「鉄道」と言うことらしい。東急電鉄に「多摩川線」と言う路線があるらしい、「あるらしい」と言うのは、兎に角、東急は路線の名前を変えすぎる。一体今はどれくらいあるのだろうか。以前、玉川通りを走る路面電車は玉川線、通称「玉電」だった。それが地下鉄になったときは「新玉川線」だったが今は「田園都市線」となっている。「田園都市線」という名称は、もともとどうなっていたのか分からないが、二子玉川と大井町を結ぶ大井町線がいつからか田園都市線になって、二子玉川以西が開発されるのに合わせて、いつの間にか「渋谷」と「中央林間」を結ぶ路線が「田園都市線」になった。
ところで肝心の「多摩川線」とは何かと言うと、「旧目蒲線」の一部を切り離して「多摩川線」と言う名称になったようだ。最近の東急電鉄の「くくり」は訳が分からない、横浜・桜木町間も以前は「東横線」の一部であったのに、そこが無くなってしまって・・・。
まあ、愚痴はこれぐらいにして、「多摩川アートラインプロジェクト」だが、これは「多摩川線」の各駅ごとにアート作品が展開すると言ったもの。ちなみに駅名は、「多摩川」・「沼部」・「鵜の木」・「下丸子」・「武蔵新田」・「矢口渡」・「蒲田」ということになる。これが全て「大田区」にあると言うもの、鉄道のひとつの路線が一つの「区」で収まると言うのも珍しい。
で、アートだが、参加作家は浅葉克己氏・アトリエワン+山崎徹也氏・内田繁氏・逢坂卓郎氏他(「他」と括ってしまってスミマセン)と言うことなので、デザイン系もかなり入っている。内田繁氏は「多摩川駅」で茶室「山居」http://www.tokyotoshi.com/catalog/default.php?osCsid=link&language=ja&cPath=24_73&brandId=uchidaを出展しお茶会を開くとか。
■会期:2007.11.03〜11.11
■会場:多摩川線各駅及びその周辺
[days] 受庵・行庵
行庵1
「le bain」の中庭に展示された「行庵」。
行庵2
「行庵」の道具立て(上記写真については、中庭及び「行庵」が撮影可であったかどうか確認していないため、支障がある場合は写真は削除します)。
■午前中書類の添付資料を作り、昼食後少し手を入れてmailで送付したが、データが6.3MBと目茶苦茶重くなり再検討の要ありか。PDFを使うか紙の印刷でFAXか、まあ、いろいろ便利になったようでいて、肝心なところで手間取ってしまう。
■あいにくの雨だが、午後遅めに車で西麻布の「le bain」のギャラリーに「現代茶の湯の道具展」を見に行く。今日が最終日なので5時で終わりのため、駆け込みと言った感じだったが、茶道具も茶室も無理して見に行った甲斐はあった。茶碗も手にとることが出来るので、その感触や持ったときの「大きさ感」それに重さと言うか、その全体像が分かってよい。一般的に金属の茶碗は、熱伝導率が良すぎて使えないと言われているが(秀吉の金の茶道具も茶碗は木地に厚手の金箔張りのようだし)、この銀の茶碗は一工夫してあるようにも見える(実際どうなっているかは聞けなかったが)。
内田繁氏の茶室は、「受庵」と「行庵」が展示されていて、どちらも茶道具が置かれており自由に入ることが出来るhttp://www.japandesign.ne.jp/HTM/DCG/UCHIDA/cha.html


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