一陽来復

新しい年になりました、今年も無理のないところで少しずつでも、blogを書いていく予定です。

今年の年賀状は、昨年と同じく「一陽来復」。良いことが再び訪れるように、「悪いことが続いた後で幸運に向かうこと」と言うことのようなので、まだまだ、福島や被災地のことを考えれば、とても「おめでたい」とは言えない現実が有ることを考えれば、今年も「一陽来復」が良いのではないかと言う結論。

デザインは、家族の希望もあり「星」が良いということになった。「星に願いを!」そう考えれば「巳年」に限ることではないが、でも、今年は一段と願いを星に託さなければならないことが多いようにも思える。「Wish Upon a Star!!!」と「NO NUKES!!!」を手書きで書きくわえることもあり。

素材としては、今年もシルク印刷を考えていたが、師走の中旬から風邪をこじらせてしまい、ニス原紙をカットする元気もないし、何よりも「金」のインクを作ることが出来なかった。ホルバインの金のインクはもう製造されていないので、一昨年渋谷の「ウエマツ」 http://www.shibuyamiyamasu.jp/uematsu/main.htmlで金属の粉末とオイルでつくる方法を聞いていたので、是非作ってみたかったが、今回はかなわなかった。

結局金色の油性スプレーでベースを作成、これに「巳」の判子を押して、メモを書いて済ませたが、バルコニーで1~2枚ずつ作成したので、バルコニーに出入りすること70~80回余り、スプレー塗料をだいぶ吸い込んで、気持ち悪くなったり、チョット苦戦。

作成途中の年賀状↑

  

初めのうち植木にカバーをしていなかったので、水盤もカエルも金ぴかに!押さえていたダブルクリップも、黒から金へ。

  

バリエーションは、空色、竹色、他に少し濃い青を作った、金色以外はパソコン。

  

  

  

写真:フルサイズ⇒玄関ドア飾り

左:恒例の着物(母手製・40年物)を着てご挨拶 ・中央:今年はsousouの足袋靴下 ・右:カレンダーは「BIWAKO BIENNALE」 http://udf-tokyo.com/weblog/?p=3984で購入した「福助カレンダー

左:大黒屋さんで購入した「ミニミニ玉飾り」(100円!) ・中央:事務所看板飾りも「ミニミニ玉飾り」 ・右:門松は恒例通り半紙に金銀水引で

左:のれん街の「たねや」(本店は近江八幡)で買い物した時に頂いた「福飴」 ・中央:年始にいただいた奈良県東吉野(父方の祖父が住職をしていたお寺のある場所、ちなみに父は法隆寺で出生)坂利製麺所の「吉野の葛餅」 ・右:これも年始にいただいた、鎌倉「源吉兆庵」の「お多福」、季節限定で、立体的な「お多福」の面が付いていて楽しい装丁になっている。


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