未来への脈動

[art] 「六本木クロッシング2007・未来への脈動」展
森美術館
展覧会のチラシ。A4サイズだが開くとA4×3枚分になっていて、36組の作家の作品が載っているので分かりやすい。
ヒルズタワー内にある「森美術館http://www.mori.art.museum/jp/index.html」での展覧会。「今、見たい日本のアーティスト36組」と言うサブタイトルが付いているが、この「36組」の作家をほとんど知らない。四谷シモン氏は別として、どこかで見たことがあるかな、と思う作家が一人二人いる程度。美術評論家でもなんでもないので、作家の皆さんには申し訳ないが、ある意味知らなくて「当然」と言えるかもしれない。
そもそも「今、見たい・・・」って誰が見たいの?と言うことになるが、存在を知らないものを見たいと思うのは無理なので、一つはこの展覧会のキュレーター(学芸員とはどこが違うか、そこも問題だが)の皆さんが「今、見たい・・・」と言うことになるかと言うと、それはまあ違うだろう、既に見ているから作家を選んでいる訳なので。まあ、どうでも良いのだが!
少し修正するとすれば、「今、「皆さんと」見たい・・・」と言うことだろうか。あるいは「今、見せたい・・・」と言うのでも良いと思うが、それはそれで「皆さん」に「余計なお世話」とそっぽを向かれるかもしれないし・・・。要するに、展覧会のタイトルはよく考えて付けないと展覧会自体の質を問われてしまう。
六本木クロッシング2007・未来への脈動」と言う名称では、命名した本人がきっと「何のことか分かってもらえない!」と思って、サブタイトルに「今、見たい日本のアーティスト36組」と付けたのだろうが・・・。2004年からのシリーズ展で2回目なので3年に1回と言うことなのだろうか、であれば「トリエンナーレ」としても良いのだろうが、「国際展」ではないので「トリエンナーレ」にならない?
なんだか喧嘩を売っているようなblogになってしまったが、決してそういうわけではなくて、なんだかチラシのサブタイトルを見て、「なんかヘン!」と思っただけのこと。
■会場:森美術館
■会期:2007年10月13日(土)〜2008年1月14日(月・祝)
■開館時間:月・水-日10:00−22:00|火10:00−17:00|*12月25日(火)、1月1日(火)は22:00まで

キュレーター・チーム
天野一夫(美術評論家・京都造形芸術大学教授)、荒木夏実(森美術館キュレーター)、
佐藤直樹(ASYLアートディレクター)、椹木野衣(美術評論家)
参加アーティスト
飴屋法水、池水慶一、伊藤ガビン、岩崎貴宏、宇川直宏、内原恭彦、内山英明、
Ages5&Up、榎 忠、エンライトメント、小粥丈晴、鬼頭健吾、小林耕平、
さかぎしよしおう、佐藤雅彦+桐山孝司、関口敦仁、立石大河亞、田中偉一郎、
田中信行、チェルフィッチュ、辻川幸一郎、できやよい、中西信洋、名和晃平、
長谷川踏太/TOMATO、原 真一、春木麻衣子、東恩納裕一、冨谷悦子、眞島竜男、
丸山清人、山口崇司/d.v.d、横山裕一、吉野辰海、吉村芳生、四谷シモン

[days] 伎楽面
horiki 伎楽
テレビの画面:堀木エリ子氏の展覧会の「祈り2」のコーナーにある、故野村万之丞氏との共同制作になる和紙の「伎楽面」。チョッと怖い!
堀木 サントリー
堀木氏はパッケージデザインも行っていて、この作品は「祈り5」のコーナーにある。
ラーメン
カメラを取りに行っている間に少し「伸びて」しまったが、結構美味しい「札幌ラーメン」!
■今日は朝から一日、昨日に引き続き文書の作成、始めるとそれなりに「一所懸命」。
■昼食は即席ラーメン、と言っても「具」は沢山用意してもらっているので、それなりに「ラーメン」らしくなるから不思議、結構味も「行ける」。
■一人で昼食をとりながらTV(神奈川テレビ)を見ていたら、堀木エリ子氏の展覧会http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-423.htmlを紹介していた。明日2時から堀木氏のギャラリートークがあると告知していた。
代官山インスタレーション2007 つづき(最終回)
★★★★★「うつしかがみ」と言う作品(写真では十分作品の良さが表現できていない)。
「C棟」の裏側にある茶室の周囲の雑木林に赤い紐を何本も吊るしその紐に鏡がくくりつけられている。紅葉した周辺の樹木の姿が鏡に映し出されるが、風でかすかに鏡が回転すると、面白い効果をだす、「場の力」を十分に生かした作品だと思う。最初の一枚は茶室だけだが茶室がまた雰囲気がある。
代官山3-1
代官山3-11
代官山3-12
代官山3-15

★「代官山と放課後」と言う題名の作品。代官山2


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