Palace and Mosque
Let’s Enjoy TOKYOより
[design] 宮殿とモスクの至宝
世田谷美術館での、イスラム美術に関する展覧会。案内チラシを入手していないので、詳細は「Let’s Enjoy TOKYO」のサイト⇒http://www.enjoytokyo.jp/TK/TK050920mosque.html または、読売新聞⇒http://event.yomiuri.co.jp/pm/参照。
先日JRの渋谷駅で駅貼りの大きなポスターを見たが、面白そうな展覧会。展示されているコレクションは、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館の所蔵品。植民地時代に「かっさらって」きたのだろうか?世界的な文化財を残そうとする場合、いろいろ難しいことがあるが・・・。
「公開される作品の中には門外不出とされるイスラムの至宝の数々が含まれています。」とのことなので、砧公園散策もかねてチョット言ってみたい気がする。
イスラム文化の抽象的な図柄を用いた、モザイクタイルの造形は素晴らしいものだと思う。コバルトを使った(濃紺の青はコバルト、緑がかった薄い青はトルコ石を粉末に溶き顔料として陶板にのせ焼きあげるそうだ。http://4travel.jp/overseas/area/ middle_east/iran/isfahan/postcard/)青いタイルとか、鉛釉をベースにしたラスター釉で輝くタイルとか・・・、ほんとうに美しいと思う。日本では一時期、公害の問題で「ラスタータイル」を制作していなかったようだが、今では新しい製法でまた復活している。
撮影udf
世田谷美術館は故内井昭蔵氏(http://www.uchii.co.jp/index.htm)の代表作で、桜台コートビレッジや東京YMCA野辺山高原センターとは違った、装飾的なデザインが砧公園の緑の中で、とても魅力的な姿を見せている。
その後の内井氏の作風を決定付けた作品、なのではないかと思うが・・・。「ディテール89」(1986-JULY)に世田谷美術館のdetailが沢山載っている。
ちなみにこの号には、高橋公子自邸「管の家」も「カゴ構造の躯体」として詳細がかなり載っている(兇蓮CT鋼の家」、「CT」はカットティー)⇒http://udf.jugem.cc/?eid=30>。
■会 期:2005 年10 月1 日(土)〜12 月4 日(日)
■会 場:世田谷美術館 Setagaya Art Museum
■開館時間:10:00 〜18:00(入館は17:30 まで) 休館日:月曜日( ただし10 月10 日(月)は開館、10 月11 日(火)は休館)
[Days]資料探し
■今日は、資料を探しながら、資料の片付け。結局資料は見つからず、片付けだけに終わる。コンペはほとんどお手上げ状態。
衆議院の解散以来どうも精神的なダメージが体調にも影響したのか、体重が減少中で調子も余り良くない。GYMの効果が上がったのなら良いが、どうもそうでもなさそう。
しかし「ため息をつくのはもう終わり・・・。」(今回の選挙で職を失った国会議員秘書氏のことば)。確かにいつまでも落胆していても仕方が無い。
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- Published:
- 9.23.05 / 9pm
- Category:
- art
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