白い眺め

[art] 白い眺め
INAX2
DM(ベースは白)
バードハウス
INAXギャラリー1で開催中の「バードハウス」の中の一つ、これは傑作!
京橋にある「INAXギャラリー2」での「現代美術個展」。「INAXギャラリー2」では、若手の「現代美術」の作家展を行っている。今回は「中岡真珠美」氏の個展「白い眺め」と言う題名が付いている。何故「白い眺め」か、と言うことは、サイトの案内を引用すると、「キャンバスの余白の白と、レリーフ状にフラットに盛り上げた絵の具の白が画面の大部分を占め、そこに淡いオレンジやパープル、濃いピンクやグリーンのパステルカラーで描かれた不規則な形象が、シンプルでモダンなコンストラクションをつくり出しています。」と言うことになる。
白いキャンバスの上に色を置きその眺めを楽しむ、と言うものなのだろうか。茶器などで言えば、さしずめ「風景」を楽しむと言ったことなのだろうか。
手法としては、アクリル絵具、油彩、樹脂塗料などを使った「抽象画」のようなもののように見える。「樹脂塗料」は「カシュー」のことのようだ。「カシュー塗料」は建築や工芸品で「漆」の代用(チョッとイメージのよくない言葉かもしれないが)として使われることが良くある。
以前、郵便局の局長室の飾り棚周りに現場塗りのカシューhttp://www.cashew.co.jp/を使って、施工監督にえらく怒られたことがあるが、漆と同じように「ホコリ」を大変嫌う塗料で、ホコリがつき物の工事現場で使う場合は、ビニールシートで囲ってホコリが立たないように養生しなければならないので、大変な手間がかかる。その後別の郵便局では現場塗りは避けて、AXISで見た「ブシhttp://www.nullhaus.jp/bushy_html/HOMEbushy.html」の「漆パネル」を使用した。工場で塗装する「漆」パネルを使用したが、30cm角程度のパネルを張っていくものだったので・・・。
展覧会から話がそれたが、絵画の中にカシューを使うと言うことは余り聞いたことがなかったので、チョッと脱線。もっとも、今回の作品の「樹脂塗料」が「カシュー」かどうかは分からないが、今回の作家の過去の作品の中に「カシュー」を使ったものがあるようだったので、勝手に想像したに過ぎない。
■会場:INAXギャラリー2http://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001120.html
■会期:2008.01.08〜01.29/日・祝日 休廊
■時間:10:00〜18:00
この間、同じフロアーの「INAXギャラリー1」では「バードハウス展」を開催中。
●「INAXギャラリー1」は、「建築とデザインとその周辺をめぐる巡回展」http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_000982.html
●「INAXギャラリー2」は、「現代美術個展」をテーマとして展覧会が行われている。
[days] アンコウ鍋
鮟鱇鍋
鮟鱇鍋の材料(チョッと趣味悪いか?目が怖い!)
蝋梅
玄関にあった「蝋梅」、お茶会で時々見かけるが、本当に「蝋細工」のようだ
花弁餅
お土産に持っていった「菱葩餅(ひしはなびらもち)通称・花びら餅」、これも「初釜」などお茶会で使われる、この時期の「おめでたい」お菓子。これは「たねや」の「花びら餅」http://www.taneya.jp/new/07/12/15_geisyun.html
山手トンネル中野長者橋出口
山手トンネルの中野長者橋出口(出ると、山手通り)
■今日は朝から箱根駅伝の2日目を見る。毎回箱根を駆け下りる速さにビックリさせられるが、今年の早稲田のランナーも速かった。昨日は順天堂大学の選手が、山登りの最中に走れなくなる場面を見た、選手の気持ちを思うとなんとも気の毒だが、今日の東京新聞の表現を借りれば、「生まれたばかりの子馬が必死に立とうとしてよろけてしまう」(だったかな?)そんなシーンだった(リタイア特集を見たいという人もいるが・・・)。
■昼からは極々近しい知人の家での年始の集まりのために、駅伝は途中で諦めて出かけた。高速で出かけたが途中の料金所でETCが両端にあり、その一つに入ったら出口のゲートで、目的地のはるか手前で高速を降りる羽目になってしまった(ドジ!)。宴会は鍋でアンコウが・・・、「アンキモ」は美味しい!
■帰りは中央環状と3号線が渋滞しているようだったので、池袋から新しく出来た「山手トンネル」を初めて走ってみた、他の路線が渋滞している場合、この経路を使うとかなり速く帰れることが分かった。流石にまだトンネルの壁も綺麗だ。


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