Architecture of Layers

[建築] Heinz Tesar
ハインツ
展覧会のチラシ(ケルト史博物館)
ハインツ2
展覧会のチラシの裏の一部
オーストリアの建築家ハインツ・テーザー氏の日本初の展覧会http://www010.upp.so-net.ne.jp/tesar2008/が、代官山ヒルサイドテラスで行われる。オーストリアの建築家と言うと20世紀初頭はオットー・ヴァグナーヨーゼフ・ホフマンアドルフ・ロースと建築史上燦然と輝く名前が出てくるが、現代だとチョッと前はハンス・ホラインコープ・ヒルメンブラウ、チョッと変わったところではフンデルトヴァッサーといった感じだが、ハインツ・テーザーと言う建築家は初めて名前を聞いた。まあ、余り外国の建築家の名前は知らないが、どちらかと言うとポルトガルのアルヴァロ・シザ的な雰囲気なのだろうか。
展覧会の解説の一部を引用しておく

展覧会のタイトルである「Architecture of Layers(重層する建築)」は、都市の歴史と伝統の上に重ねて描くように、都市の文脈の分析と再解釈を通して生まれる詩的なダイアローグによって、氏の建築作品が形作られることを表しています。テーザーの建築は空間の新たなレイヤーとして、都市の伝統と文化の層の上に重ねられ、そして将来、別の新たなレイヤーによって重ねられることを想定しているのです。

代官山のヒルサイドテラスでは時々建築の展覧会が開催されるが、ギャラリーでのアートに限定されず、建築や街中でのインスタレーション、あるいは新潟のアートリンクと連携したイベントなど、かなり広範囲な活動をしているのではないかと思う。
中核になるのは「アートフロントギャラリーhttp://www.artfront.co.jp/」だと思うが、槇文彦氏や朝倉健吾氏http://blog.so-net.ne.jp/daikanyama/2006-11-10の力も大きいのだろう。同じディベロッパーでも朝倉不動産と森ビルや、三菱地所、三井不動産などとは規模もさることながら、基本的な考え方が違うのだろう。まあ、「規模」と「質」は切るに切れない関連があるのだろうが。規模が大きくなれば「きれいごと」は言っていられない、か?
■会場:代官山ヒルサイドテラスF棟ヒルサイドフォーラム
■会期:2008.01.15−02.03
■時間:11:00−19:00無休(土・日も開催)
■入場料:500円
[days] 御題菓
和菓子
両口屋是清の和菓子(好きなだけ切っていただく、美味しい!)
温暖化
東京新聞・夕刊
■今日もまた半日【KGJC】の授業の準備、まだ試験問題が出来ていないので明日もそれにかかりそうな感じだ・・・。
■先日【momo-house】のクライアントから頂戴した、「両口屋是清http://www.ryoguchiya-korekiyo.co.jp/のお菓子の詰め合わせの中の「竿物」http://www.yamakosenbei.co.jp/HAKU/yougo.htm(←もう少し広い意味で「竿物」)をおやつにいただいたが、甘さ控えめの美味しいお菓子で見た目も綺麗、「御題菓」と言うのは今年の歌会始の「御題」にちなんだもので、今回のお菓子は秋葉山の火祭りを題材とした「秋葉の火祭り」と言うもので、デザインもそれらしくなっている。今年の歌会始の御題は「」だそうだ。
■今日の東京新聞の夕刊のトップ記事は、総務省が温暖化対策の二酸化炭素削減のために、気象庁の環境調査船の運航に制限をつけたという話http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008010702077681.html。確かに変な話で総務省のお役人さんの頭の構造が良く分からない、まあ、「固い」ことだけは誰の目にも明らかだが。社会面の方に「温暖化防止、軍事を聖域化」としてもう少し突っ込んだ記事が載っていた。いつの世でも、何気に「軍」は特別扱いされていて、それが「軍」に何か勘違いを生じさせることになる、と言うのが歴史の繰り返し・・・、か?


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