夜桜蒔絵四半硯箱

[design] 花によせる日本の心
畠山
畠山記念館のチラシ:夜桜蒔絵四半硯箱(ネーミングがチョッと良い感じ)
白金台にある「畠山記念館http://www.ebara.co.jp/socialactivity/hatakeyama/での展覧会。畠山記念館といえば、「茶道具を中心に、書画、陶磁、漆芸、能装束など、日本、中国、朝鮮の古美術品を展示公開している私立美術館」と言うことで、創立者は「能登国主畠山氏の後裔で、東京帝国大学工科大学を卒業、技術者としてポンプの開発に取組み、株式会社荏原製作所を興して実業界に名を馳せ」た、畠山一清氏と言うことになる。収蔵品もさることながら敷地内に茶室がいくつか有り、お茶会の場としても有名な場所。企業家系の美術館には茶道具、書画の収蔵品を持つものがいくつか有り、必ず敷地内にいくつか茶室を構えている。「五島美術館http://www.gotoh-museum.or.jp/top.htmlも東急電鉄の五島慶太氏の創設になるもので、「源氏物語絵巻」や「光悦赤楽茶碗 銘 十王」、「重要美術品 伯庵茶碗 銘 朽木」など一品が揃っている。現在改築工事のため休館中だが、南青山にある「根津美術館http://www.nezu-muse.or.jp/も東武鉄道の元社長根津嘉一郎氏の収集品が納められており、中でも尾形光琳の「燕子花図屏風」は燕子花の季節に公開され人気を集めている。根津美術館には「台目畳」だけで構成された面白いお茶室があり内部を見せてもらったことがあるが、「一樹庵」であったか(?)茶会はそれに連続した「披錦齋」で「お濃茶」、「弘仁亭・無事庵」で「お薄」だったような気もするが・・・。
は畠山記念館から話がそれてしまったが、今回の展覧会は「−梅・桜・椿を中心に−」と言うことで、「夜桜蒔絵四半硯箱」、「色絵福寿文手鉢 尾形乾山作」など、「花」を題材とした書・工芸品・着物などが展示されているhttp://www.ebara.co.jp/socialactivity/hatakeyama/display/2007/winter.html
■会期:2008年1月8日〜3月9日(前後期の2期に分かれて展示されている)
■時間:10時〜16時半
■会場:畠山記念館
■入場料:一般500円
[days] アース
アース
映画「アース」の記事(朝日新聞)
■午前中から夕方までほぼ5時間ぐらい厄介な文書の作成、途中まで続きはまた明日行うことに。余りパソコンの作業が続き目がおかしくなってきた。
■夕食を見ながら「東京MXTV」で、「シャーロックホームズの冒険」を見る。以前NHKで放送していたもので、今日は特番で1時間半かけて「4人の署名」の前後編を一挙放映、来週もあるようだ。「東京MXTV」ではやはり以前NHKで放送していた「名探偵ポワロ」(アールデコの建物が沢山でてきて、建築や家具もかなりなもの)も放送していてそれも楽しみに見ている。
■このところTVでよくでてくる映画評に「アースhttp://earth.gyao.jp/と言う映画があるが映像がかなり面白そうで、こういう映画は「映画館」で見る価値があるのではないだろうか。


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