「なかったこと」にはできない

 クリックで拡大 上:明治公園、下:国会正門前

昨日は、東京で大きな反原発の集会、デモなど抗議が行われたが、マスコミ(テレビや新聞)はほとんどそれを報じていない。インターネットなどの情報が伝えるとしても、重要な情報を広く市民に伝えるマスコミの責任は大きいにもかかわらず、原発への抗議にかんする報道は極めて少ない。

とは言えweb版毎日jp写真特集には写真が沢山あったりするが。⇒http://mainichi.jp/graph/2013/06/02/20130602org00m040002000c/001.html

web版朝日⇒http://www.asahi.com/national/update/0602/TKY201306020121.html?tr=pc

原発の再稼動について、電力会社は原子力規制委員会に審査の請求をする構えだが、福島原発はいまだに本当の原因、あるいは津波以前に、配管など原子炉の安全確保にとって重要な部分が破壊していたか等々、東電の隠蔽もあり真相は藪の中のまま。再度福島のような事故が起これば、日本全体が(起きる場所にもよるが)極めて厳しい状況に置かれることは間違いない。

未来のために、あるいは現在も故郷に帰れずにいる多くの人のためにも、福島原発事故を「ないことにする」分けにはいかないのではないだろうか(福島県の避難者数は16万人を超えている(震災と原発)福島民報⇒ http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/12/post_5761.html)。

写真は、東京新聞6月3日の朝刊1面記事。マスコミによる数少ない報道の中のひとつ。

 クリックで拡大

芝公園を出発するデモの先頭を歩く、大江健三郎氏、落合恵子氏、蒲田慧氏、ゼロノミクマ氏、それに白い鳩の風船!


About this entry