BRUNO MATHSSON
[design] ブルーノ・マットソン生誕100年記念展
展覧会DM
ブルーノ・マットソン(BRUNO MATHSSON)氏の名前を聞いたことが無いとしても、その椅子を見ればきっと一度は見たことがあると言えるものではないかと思う。ブルーノ・マットソン氏は北欧のデザイナーの一人であるが、ウェグナー、ヤコブセン、モーエンセン等の「巨匠」の「陰に隠れて」余り耳にすることが無いかもしれない。スウエーデンのベーナムに生まれ、父親の家具工房で修行し、いくつかの優れた椅子をデザインしている(「美しい椅子3・世界の木製名作椅子」文庫参照)。勿論椅子に限らず、テーブルなどの家具をはじめ、住宅もデザインしているようだ。
今回は新宿のパークタワーにあるOZONEhttp://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/481.htmlで展覧会が開かれている。
椅子が木製・金属製合わせて24脚出展されているが、実際に座ることが出来る。オットマンにもクツがあたる部分には透明のカバーがされていて、実際に靴をはいたまま脚を乗せることが出来る。展覧会で展示品に靴のまま足を乗せることができるということは、余り経験が無い、と言うか普通は無理。
天童木工でブルーノ・マットソン氏の椅子を製作しているが、畳み用に「畳摺り」の脚にリデザインされていて、それもまた評判が良いらしいhttp://www.rakuten.co.jp/tendo/156782/ (本来であれば「天童木工」のホームページできちっと紹介されるべきだと思うが、「天童木工」のホームページhttp://www.tendo-mokko.co.jp/index.phpにはデザイナー別のページが無いように思える。その代わりに「天童木工PLY」http://tendo-ply.jp/でデザイナー別の紹介があるが、ブルーノ・マットソン氏のものについては、あまり良くないような気がするが・・・)。今回展示されているのは基本的にオリジナルデザインのもののようだ。
■会場:新宿リビングデザインセンターOZONE(3F OZONEプラザ)
■会期:2008年2月7日〜2008年2月19日(休館:水曜日、2月17日(日)も休館)
■開館時間:10:30〜19:00
■入場無料
[days] オープンハウス
外観(部分:白い部分も外壁)
住宅のコンセプト説明
■午前中、【katsura-house】の修正図面をPDFにしてメールで送付。その他雑用で過ぎる。
■午後からはJIAの建築家のオープンハウスがあり、知人のインテリアコーディネーターさんと見学。地下鉄から外に出ると猛烈な寒さで、おまけに近くにお茶を飲む場所も無い。駅からチョッと迷いそうになりながらも、何とか現場にたどり着く。37坪ほどの木造2階建ての住宅。設計者に挨拶をして内部を見学。とても良く考えられた計画でDETAILもかなり造りこんでいる。住宅の場合もやはり使い勝手が最優先だと思うが、それだけでは空間が生きてこないので、如何に心地良くかつ「美しく」作るかと言うことだと思う。それにしても「大工手間」はかなりなものではないだろうか・・・。昼を食べ損なったので帰りに駅の近くのお店で昼食。
■同行者と地下鉄で分かれた後、予定していた汐留のギャラリーは止めにして、【BWU】の卒業制作展に回る。やはり学生さんが減った分、チョッと寂しい感じがしないでもないが、でもまあ、みんな良く頑張っているようだ。
■その後、OZONEに回り、建築家登録の状況を見る。知り合いの建築家が何人か登録しているので、そのファイルをチョッと眺めさせてもらった。
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- Published:
- 2.9.08 / 9pm
- Category:
- design
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