資生堂ギャラリー
[art] art egg
資生堂ギャラリ−「art egg」のロゴ、余り綺麗に出ていないが、良く出来た面白いロゴだと思う。
「house of shiseido」の現在の展示。ホームページから(不都合がある場合は削除します)。資生堂らしい雰囲気が良く出ているイラストレーション。
企業による文化・芸術支援活動としての「企業メセナ」は、バブル期に一挙に膨張して、バブルの終焉と共に「企業メセナ」もしぼんでしまったが、最近またそれなりに復活の兆しが見えなくもない。六本木の森美術館で開催されている「ART IS FOR THE SPIRIT」http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-497.htmlでは、もっとはっきりと「企業プランディングにアートを活かす」と言い切ってしまっているが、そこまで露骨に開き直った位置づけの「企業メセナ」は余り良い気分ではないし、余り「日本人」の感性に合わないような気もしないでもない。いずれにしろ企業にとって何らかのメリットが無ければ、昔のように「個人オーナー」的な「資本主義」ではなくなった現在では、その辺りはより明確な姿勢が出てこざるを得ないのだろうが。
そんな中で、かなりの歴史を持った存在としての「資生堂」がある。現在資生堂には、
●「資生堂アートハウス」
http://www.shiseido.co.jp/museum/permanent/index.htm#
●「資生堂ギャラリー」http://www.shiseido.co.jp/gallery/html/
●「HOUSE OF SHISEIDO」http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/
といった三つの拠点ギャラリーがあるようだ。「資生堂アートハウス」は建築的にも「設計工房」の谷口吉生氏と高宮真介氏が「世に出た」作品とも言えるのではないだろうか。あの「ラスタータイル」を槇文彦氏も広尾の「三菱銀行」の外壁に使っている。建築学会の「静岡駅集合」と言う見学会で、高宮氏が色々楽しい話をしてくれたことが思い出される。ちなみにその時は白井晟一氏の「芹沢介美術館」と二つの美術館の見学だった。
「HOUSE OF SHISEIDO」は建築的にどうなのかは知らないが、展示は資生堂「広告・デザイン」特有の魅力的な企画展示が多く行われている。勿論、一般的なアート作品が展示されるときもあるようだが。
今回の「art egg」は文字通り「アーティストの卵」達を支援する「企業メセナ」そのものといった企画のようだ。「資生堂ギャラリーは1919年にオープンした、現存する日本で最古の画廊です。」と言うことで、画廊、文字通り「日本最古のギャラリー」と言うことなのだろう(ところで、美術館とギャラリーの明確な定義は何か?文部科学省辺りで決めているのだろうか?法律的には「博物館法」で括られるのか・・・?今度時間のあるときに調べるとして・・・)。
建物はhttp://www.shiseido.co.jp/ginzabld/html/menu.htmリカルド・ボーフィル氏設計の赤茶色の外壁が印象的で、資生堂パーラーも良いが、最上階のトップライトが心地よいcafé「FARO」がお勧めhttp://home.h05.itscom.net/udf/topics/cafe/03.html。
で、ギャラリーはこの建物の地下にある、地下とは言っても結構な階高があり、「ヤノベケンジ展http://www.shiseido.co.jp/gallery/exh_0103/html/index.htm」の時は「巨大な幼児の人形が2本足で立ちあがるダイナミックな立体作品のインスタレーション」があった。
現在の「第2回シセイドウアートエッグ」は、三人の作家が期間を分けて展示されている。現在は二人目の「槙原泰介展」が開催中。
■会期:2008年02月08日〜03月02日(月曜日休館)
■時間:11:00〜19:00(日曜・祝祭日は18:00まで)
■会場:資生堂ギャラリー
■入場無料
[days] にゅうめん
菊乃井の“にゅうめん”
今日の生ゴミ、赤いのはニンジン、オレンジ色はポンカンなど、グリーンは長ネギ、どう見てもまだ食べられそうだが・・・(包丁で微塵切りにしている)。
■午前中は【katsura-house】の昨日できなかった部分のメールやスケッチの整理。
■昼は頂き物の「菊乃井の“にゅうめん”」http://www.kikunoi.jp/、ハマグリ味をいただいたが、これがまた美味しい!
■生ゴミの穴がなくなったので、昼食後少し大きめの穴を庭に掘るが、瓦礫などが出てきて結構苦戦。生ゴミのみじん切りは更にうまく出来るようになったが、長ネギは目にしみる。
■午後は確定申告用に昨年の交通費をまとめる。交通費は馬鹿にならない!
■夜は例によって、「相棒」と「名探偵ポワロ」。今日の「ポワロ」は探偵になる前の、警察官時代の話で初恋の相手が出てくる。いつも襟に飾っている花飾りは彼女にもらったものだということが分かった!それにしても、当時のままの街並み、建物、調度品・・・、凄い!
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- Published:
- 2.13.08 / 9pm
- Category:
- art
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