工作の時代展

[design][社会] 工作の時代展
INAX1-1
展覧会のDM、かなりプロっぽい模型だ!
INAX1-2
DMの裏(下半分)、ロゴが昔懐かしい雰囲気を出している、ような。
サブタイトルは「『子供の科学』で大人になった」と言うもの。そもそも『子供の科学http://www.seibundo-shinkosha.net/』と言う雑誌は1923年(大正12年)創刊と言うから、80年以上の歴史を持つ雑誌と言うことになる。
主な雑誌の創刊は、月刊誌では、文芸春秋が1923年、中央公論は、1899年(前身の「反省会雑誌」と言うのは1887年創刊らしい)、岩波書店の「世界」は1945年、週刊誌となると「週刊東洋経済」が1895年、「週刊朝日」と「サンデー毎日」が1922年、「週刊エコノミスト」が1923年、ジャンルは違うが「岩波文庫」の創刊が1927年と言うから、それを考えても『子供の科学』はかなりの歴史を誇るということになる。(この辺りのデータは『ウィキペディア(Wikipedia)』から
DMには「工夫してえて挑戦して なんでも自分でつくってみた 日本子供てた 科学の教科書」と記されている。
やはり「子供」を「鍛える」には、実際に手を動かして、経験して、考えて、失敗してと言ったプロセスが大切だと思う。今時の子供たちはどうなっているのだろうか?
子供には「図画工作」の得意な子もいれば不得意な子もいるのだろうが、少なくとも「もの作りの国」としての日本を作り上げてきたのは、「工夫して考えて挑戦して なんでも自分でつくってみた 日本の子供」が成長してきた結果だといえるかもしれない。
で、今はどうなのか?文部科学省は小学校の「図工」の授業の削減に躍起になっているようだが、文科省の役人さんは、きっと「図工」が苦手で、「図工」の授業を恨んでいた、そんな子供が大きくなって「図工」の時間を減らそうとしているのかもしれない。
まあ、それは冗談として、「図工」の時間を減らして、「英語」や「2桁九九」にあててみたところで、またキット数年で方針変更するのが落ちと言ったところだろうか。
「図工」の時間削減について⇒スポルト・ステラ (Sport Stella) http://sherlock.tea-nifty.com/ticktack/2007/02/post_a77a.html
また話しがそれてしまったが、兎に角、子供のうちは、「図工」も「音楽」も「体育」も、「算数」や「国語」や「理科」や「社会」と同じように十分時間をとって学ばなければならないはず、それでなくて、どうしてバランスの取れた人間として成長できるだろうか?
文科省の役人さんや「中央教育審議会」の委員の方々の頭の構造は、一体どのようなものなのだろうか、不思議な世界だ。くれぐれも日本の未来を暗いものにしないでもらいたいものだが。
■会場:INAXギャラリー1(東京)http://www.inax.co.jp/gallery/
■会期:2008年3月5日(水)〜5月24日(土)休館日:日祝日
■時間: 10:00〜18:00
■入場無料
[days] 東京-大阪 1時間
大図鑑
東京新聞の「大図鑑シリーズ」、1階の床に置いて2階から写真を撮らないと、新聞紙見開きと言う大きさなので・・・。
■午前中は住所のシールを作ったり、打ち合わせ記録を郵送したりと何となく過ぎたが、午後もその延長で雑事に追われたが、途中で水周りの写真を少し整理して知人に送信。
■blogを書いたら、【katsura-house】のC案がまだ来ないので屋根伏図を書く予定だが・・・。
■東京新聞の日曜版に「世界と日本 大図鑑シリーズ」と言うものがあることは以前書いたことがある。今日は「リニア新幹線」の特集http://www.tokyo-np.co.jp/article/daizukai/2008/CK2008021302187296.html。1962年から研究開始とあるから、既に45年研究していることになる。45年研究して実用化しないということは、技術的な問題以外に大きな壁があるということだろうか。
2003年に581kmの世界最速記録を出しているというから、「ゼロ戦」よりも速いことになる。でもそんなに速く移動して何か良いことがあるのだろうか?


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