花と人形
[design] 花と人形
展覧会チラシ
随分と変った名前の展覧会な様な気がする。「花」は絵画のモチーフとしても良く取り上げられるものだし、「人形」も古今東西いろいろな意味で作り続けられているわけだから、特に違和感は無いはずなのだが、「花」と「人形」が並ぶとチョッと、「何これ!」といった感じになるのは、どうしてだろうか?
主催が「東京国立近代美術館」となっていたので、あの空間を花と人形で埋めるのは大変なのではないかと思ったが、実際は「工芸館」で行われる「所蔵作品展」http://www.momat.go.jp/CG/08flower_and_doll/index.htmlと言うことなので、少し納得。
と言うことなので、「花」は「工芸」における花の存在ということになる。したがって、「花器」や「衝立」であったり、あるいは「着物」と言った工芸品に現された「花」と言うことになる。
人形は、近代の創作的なものから、伝統を生かしたものまで、あるいは四谷シモン氏の現代の造形表現としての人形まで、近代の「人形」の全容が分かるものかもしれない。亀倉雄策氏の「東京オリンピックのポスター」が何故出てくるのかよく分からないが。
その辺りを、「工芸館」のサイトから一部引用しておく。
また、近代の人形は、先駆的に創作表現を示した竹久夢二や五味文郎、伝統を基調とした平田郷陽や堀柳女、鹿児島寿蔵、野口光彦らの創作が中心となって発展し、さらに友永詔三や浜いさを、四谷シモン、大島和代らが現代の造形としての可能性を見出し独自の創造としてきました。今回は、そうした人形作家の代表的な作品27点と併せて、外国の人形作家の作品や、工芸とグラフィック・デザインの作品のなかから人の形象を主題とした芸術表現の対比を試みます。
■会場:東京国立近代美術館工芸館
■会期:2008年2月26日(火)〜5月11日(日)
■時間: 10:00〜17:00(入館は16:30まで)何でこんなに早いのだろう?
■観覧料:一般200円
東京国立近代美術館の本体の方での展覧会の題が面白い⇒「わたしいまめまいしたわ」これって「回文」(例えば「コネのあるあの猫」面白いようなヘンなような!「回文の部屋」http://www.sutv.zaq.ne.jp/shirokuma/kaibun.htmlより)。サブタイトルが「現代美術にみる自己と他者」と言う極めて「哲学的」なものになっているところが面白い、人間、「冗談」と「真面目」が拮抗しているということか、バランスよく生きないといかんです。
東京国立近代美術館⇒http://www.momat.go.jp/Honkan/Self_Other/index.html
東京国立近代美術館での展覧会のカタログ
[書籍] ふつうの家
「d」の19号、連載「ふつう」の最初の頁、右が「聖ベネディクト教会」、カスミ具合がなんとも絶妙。
[書籍]といっても「ふつうの家」と言う本ではなくて、「d long life design 19号」http://web.d-department.jp/project/d/d19.htmlの話し。特集はバッグの「FREITAG(フライターグ)」http://www.freitag.ch/japan/。「学生時代に住んでいたアパートのキッチンの窓から高速道路を眺めていたある日「トラックの幌でバッグをつくる」ことを思いついた。」と言うことらしい。
深澤直人氏が連載している「ふつう」、今回は「ふつうの家」なのだが、いきなりPeter Zumthor氏の霧(雪?)にかすむ「聖ベネディクト教会」の写真が出てきている(かなり良い雰囲気に撮れている)。何でズントー氏と「ふつうの家」が結びつくのか、文章を読んでみればまあそうかなと言うことになるが・・・。ズントー氏の建てる家が「ふつうの家」であるかどうかは難しいところ。もし、ズントー氏の建てる家が「ふつうの家」であるとすれば、「ふつうの建築家」は「ふつうの家」は建てられないか?
[days] 特濃抹茶ミルク
「特濃抹茶ミルク」
■今日は一日中、南の部屋(CADの部屋)の片付け。【KGJC】のレジュメなどの整理をして、隣の書庫(といっても8畳の壁を「1面」借りて、MUJIのスチールラックを天井まで組み、そこを「書庫」と称しているが、古い木造家屋なので、余り重い物を集中的に乗せられないので、軽いものも置かせてもらっている)に片付け、引き続き「チラシ」なども整理中。
■昨日、銀座散策の折、駅の売店で味覚糖「特濃ミルク8.2」を買おうと思って店頭を見ていたら、「特濃抹茶ミルク」が目に入ったので購入。これは美味しい!昨年の初夏には発売されていたらしいが、余りお目にかかったことが無かった。「黒糖」や「コーヒー」は一度で止めにしたが「抹茶」は美味しい、これからは「8.2」か「抹茶」に限る!血糖値が下がりかかったときにはきっと役に立つだろうし。
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- Published:
- 2.26.08 / 9pm
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- design
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