パブリックコメント

2013.12.21 パブコメ 1 クリックで拡大

2013.12.14 エネ基本計画 クリックで拡大

そもそも「パブリックコメント」とは何か、と言うことになるが、ウィキペディアによると「公的な機関が規則などを定める前に、その影響が及ぶ対象者などの意見を事前に聴取し、その結果を反映させることによって、よりよい行政を目指すもの(太線はudf、以下同様)である。通称パブコメ。」のようである。

実際に使われている用語は、「意見公募手続」、「パブリックコメント」。また、地方自治体では「意見提出制度」という語も広く用いられているようだ。

つまるところ、行政が施策を実行する前に、広く国民の声を聞きそれを反映させる、と言うのがそもそもの「パブリックコメント」の存在意味、と言うことになる。

根拠法は「行政手続法」で、その第一条に「目的等」が述べられている。

第一条  この法律は、処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続に関し、共通する事項を定めることによって、行政運営における公正の確保と透明性(行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであることをいう。第四十六条において同じ。)の向上を図り、もって国民の権利利益の保護に資することを目的とする

2011年3月11日に福島第一原子力発電所が地震・津波によって、大きな事故を起こして以来、余りなじみのなかった「パブコメ」と言う言葉が知られるようになったようだ。原発の再稼動や、将来のエネルギーのあり方について、多くの国民がパブリックコメントを通じて意見を述べるようになった、と言っても、国民の数から考えるとまだまだ少ないことは間違いは無いが。

現在、将来のエネルギー計画についてのパブリックコメントが公募されているので、是非意見を述べてみよう。賛成でも反対でも、国が意見を求めているのであれば言っておいた方がよい。

2012年にも原発やエネルギー計画についてパブコメが公募され、多くの国民が原発に反対したにもかかわらず、その結果は全く無視しされてしまっている。経産省が今回出してきている、基本計画は原発を将来とも維持し、新たに建設することも可能なようにしようとするもので、福島第一原発の事故等なかったかのようなことになってしまっている。

原発に反対する立場から「パブリックコメントで未来を変えよう」http://publiccomment.wordpress.com/と言うサイトが、パブリックコメントについて取り上げている。

基本エネルギーに関するパブコメ日程:2013年12月6日(金)〜2014年1月6日(月)


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