原発ゼロが 新しい成長に点火する

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東京都知事選の候補者が出揃ったようだ。国政選挙が当分見込めない中、国政に大きな影響力を発揮できると思われる、首都のトップの選挙だ。

最大の争点は原発に対する考え方。主要3候補の主張は、記者会見のニュースで判断すると、枡添氏は再稼動容認(脱原発のように聞こえるが、再稼動は容認しているようだ)、宇都宮氏と細川氏は再稼動反対。先日、歩道に落ちていた宇都宮氏のフライアーを見ると、原発問題は3番目の課題だった。細川氏は今日の記者会見で、はっきりと原発問題が今回の最大の争点であると述べているし、再稼動は許さないと明快だ。特に、「東京が先頭に立って、省エネルギーと再生可能エネルギーの普及拡大をはかることで、日本の原発ゼロの成長戦略をリードしていきます。」と言う部分は評価できる。省エネルギーと再生可能エネルギーの分野での成長は、国内における生産業の建て直し、しいては若い世代の正規雇用の道を開くきっかけにもなると思う。

現在のように、「金だけ、今だけ、自分だけ」と言う発想で、若者達の雇用は極めて危うい状況が続けば、資本主義の根幹であるはずの「労働力の再生産」がおぼつかなくなる。政府などの発表では「求人倍率は好転している」などと言っているが、正規雇用を考えれば、「好転」どころではあるまい。若者が安心して家庭を築けないような国に将来は無い、と言わざるを得ない。

脱原発を、世の中全体を変えるきっかけにすることで、日本の未来を切り開ける可能性も見えてくる。

 

細川護熙公式ホームペイジ http://tokyo-tonosama.com/index.html#policy

宇都宮けんじ 希望のまち東京をつくる会 http://utsunomiyakenji.com/

ますぞえ要一公式ブログ http://masuzoeyoichi.cocolog-nifty.com/blog/

 

細川氏のホームペイジは、比較的分かりやすい。ますぞえ氏の場合、どこに都知事選としての公式な見解があるのか良く分からない、ネットで検索すると女性問題などが多く、ますます混沌としてしまうので、とりあえず「公式ブログ」を参考とすることとした。宇都宮氏の場合は「希望のまち東京をつくる会」と言う、なんだか良く分からない組織のホームペイジとなっていて、原発問題は「最大の争点」とはなっていないようだ。宇都宮さんは良い人だと思うが、なんとなく「組織」にコントロールされているように感じてしまう。推薦政党のうち、脱原発候補一本化に反対していた政党の影響力の下に入ってしまったとしたら、とても残念。「二人の票を合わせれば勝っていたのに」などということにならないことを願っている。

 追記 2014.01.23 ますぞえ要一候補の都知事選ホームページが見つかりました⇒http://www.masuzoe.gr.jp/policy

 

細川護熙        ✔ @morihirotokyo

【街頭演説のお知らせ】(第一声を追加) 1月23日(木) 11:20〜 《第一声》都庁前、京王プラザホテル都庁側正面玄関付近 15:00〜 渋谷駅スクランブル交差点   16:30〜 新宿駅東南口   小泉純一郎元内閣総理大臣も応援弁士に来てくださいます。ぜひ皆様お越しください。

 


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