原発の無い未来のために
いよい都知事選が始まりました。大手マスコミなどは原発が争点にならないよう、報道の仕方をいろいろ工夫しているようだ。典型的なものは、「争点」は原発だけでなく、福祉、地震に強い街づくり、オリンピック、経済など多岐にわたる、街の声はいろいろだ、と言った感じで番組を編集していること。「争点」と「課題」とをごちゃごちゃにして、「争点」を曖昧にするという手法が目立つ。そもそも、地震対策、社会福祉、都にできる経済対策などは、誰が都知事になろうが、やらなければならないことばかりなので、これらは「争点」ではなく、新たに都知事になる人の「課題」に過ぎない、兎に角やらなければならない。「争点」は各候補の主張が異なり、対立する問題であることを言うのだろう。とすれば、やはり「争点」は「原発」の問題である。細川氏と宇都宮氏は再稼動に反対しているし、枡添氏は再稼動を容認している。これほどはっきりした争点は無い、他の問題が誰でも取り組まなければならない「課題」であるとするならば、それらは「争点」ではない。オリンピックの問題は、取り組む姿勢の問題だけで、オリンピックについて返上を言っている候補者は、主要な候補の中にはいない。もちろんオリンピックにどのように取り組むかは、候補者によってかなり温度差があるが、原発の問題に比べれば、「最大の争点」と言うことにはならない。オリンピックの問題は、とくにメイン会場となる国立競技場の問題等について、別途書くこととする。
細川護熙公式ホームペイジ http://tokyo-tonosama.com/index.html – policy
宇都宮けんじ 希望のまち東京をつくる会 http://utsunomiyakenji.com/
ますぞえ要一 都知事選ホームページ http://www.masuzoe.gr.jp/policy
■ 都知事候補に対する反原連の見解は以下のとおり。http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4036
選挙において首都圏反原発連合は、原則として、特定の候補や政党に対する支持表明などは行いません
「選挙において首都圏反原発連合は、原則として、特定の候補や政党に対する支持表明などは行いません」
私たちは、デモや抗議行動で幅広い多くの人が原発に反対の声をあげることを歓迎します。
参加者が多くなるほど、様々な人が参加します。
選挙で支持する候補者が違う人たちも共に立ち、声を合わせ、力を合わせ、原発に反対できる抗議行動であり続けるために、特定の候補や政党に対する支持は行わないのです。
反原連の構成グループやスタッフが何らかの意志を表明する場合でも、それはそのグループや個人の意志であって、反原連の総意ではありません。
みなさんも、私たちも自由に自身の意思に基づいて適切に行動しましょう。
原発の無い未来のために。
About this entry
You’re currently reading “原発の無い未来のために ,” an entry on udf weblog
- Published:
- 1.24.14 / 12am
- Category:
- 社会
- Tags:
No comments
Jump to comment form | comments rss [?] | trackback uri [?]