観海庵落成記念コレクション展
[建築] まなざしはときをこえて
展覧会のチラシ。渡り廊下と「観海庵」が増築されたようだが、この会期中に言ってみようと思っているが・・・。
分類は本来であれば「art」なのかもしれないが、実際のところ磯崎新氏設計の「観海庵」の開館記念展のような趣がある。伊香保にある「ハラミュージアムアーク」には、一度行ったきりで、それももう20年近く前になる。草原に低くたたずむ、黒く塗られた羽目板が印象的な建物で、一度は見ておきたい建築。そこに新たに展示空間が出来たわけだが、それを「観海庵」と称している。「観海」は「原六郎」の「号」で、『「観海」とは孟子の言葉で、「広い海を見たものは小さなことには動揺しない」すなわち「高い志を持つためには大海を見よ」と言う故事に由来する』とのこと。
この会期中に、増築された回廊で「磯崎新7つの自選展2008−7つの急レーション」が行われている。国内では4月から行われていた群馬県立近代美術館に続いて2ヶ所めで10月には新宿の「ICCギャラリー」で5番目の展覧会が行われるhttp://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-571.html。
■会期:2008年7月27日〜9月23日(日)
■開催時間:9:30〜16:30 (入場は16:00まで) 会期中無休(9月1日は「観海庵」は展示換えのため休館)
■会場:ハラミュージアムアークhttp://www.haramuseum.or.jp/
■入場料:一般1200円
[days] ガンバレ、甲文堂
以前、パン屋さんが入っていた小さなスペースだが・・・。
■午前中はJIAの会議に備えて、過去に行った見学会で見た建物と、今後の候補建物についての資料つくりに追われてしまった。午後からは桜新町の「TOTO」で行われた「ミラノサローネ」のセミナーに行き、セミナーとは別に、バリアフリーの資料を入手。
【JIA】先月は体調を壊し欠席したので、しばらくぶりの会議出席。今年の見学会と「メモ展」について1時間半ほどの会議。見学会の準備もそろそろ始めないといけない状況になってきた。
■【katsura-house】は、午前中と午後少しCADの作業、こちらも本格的に図面を書かないと先に進まない。いろいろ打ち合わせ調整も進んできているようなので、これからますます図面が忙しくなりそうな気もする。
■三軒茶屋に以前大きな本屋さんが有った、名前は「甲文堂」と言い、246沿いにあり、かなりな量の本を置いていた。売り場は3層あり玉電沿線では渋谷を除けば、一番大きな書店ではなかったかと思う。それが、何年か前「カラオケ」のチェーン店に買収されてしまった。しばらく路地で文具屋さんとして本当に小さな店を出していたが、先週だったか、栄通りにこれまたコンパクトな書店を出店した。売り場面積が小さいので余り本も置けず苦戦は目に見えているが、大手の書店が3つもある三茶で生き延びることが出来るのか。地域に密着した小さな書店が生き残るのは難しい時代だが、あえて打って出た「甲文堂」が成功することを祈るのみ。先日は、本を1冊買ってみたが・・・。頑張れ甲文堂!
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- Published:
- 7.31.08 / 11pm
- Category:
- 建築
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