ザハ案=高さも違反

2014.07.14 東京新聞 新国立 高さオーバー

 

ザハ氏のコンペ案は、敷地以外に高さも違反していたことが今ごろになって分かった(情報公開請求して始めてこのような滅茶苦茶なことが分かると言うこと自体がおかしい)。ちなみに技術審査では伊東豊雄氏の案が最高点であることも判明。安藤忠雄氏はSANNAの作品を何の理由も説明せず排除したそうだし、審査の過程ではかなり異論もあっったようだが、安藤忠雄氏は満場一致とか言っていた、彼は平気で嘘を言う人だったのだろうか、安藤忠雄氏のファンは沢山いるが・・・。JSCの担当課長は「これはデザインの審査でそのまま建設されるわけではない」と言って、だから「公募条件に触れるような点がある作品」でも良いかのごとき言いようである。この人は公開コンペの意味が全く分かっていないのではないだろうか?このような発想ではコンペの要綱など全く意味が無い。都庁コンペの時の磯崎新氏のように、落選覚悟で主張するのと、今回の要綱違反は訳が違う。何より、公共建築は誰のためにあるのか、と言う点をJSCも審査員諸兄ももちろん森元首相を初めとした関係者は全く分かっていない。

どうも、ザハ氏の作品は反市民的な権力者が好むような・・・。アゼルバイジャンにあるザハ氏の建築について「GIZMODO」が取り上げているので紹介しておく。

この建物は、色々な批判や問題を無視して、むりやり建てられたものです。ザハ・ハディドのデザインは素晴らしい物かもしれませんが、本当に素晴らしい建物は地域の問題を解決するものであって、新たな問題を作りだすものではありません。 http://www.gizmodo.jp/2014/07/post_14937.html

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