建築をぬける風

[建築] 安藤忠雄 建築展[挑戦−原点から−]
間
展覧会のチラシ、A3二つ折りでチラシも立派だ!
安藤忠雄氏の建築展、「有りそうで無い」かもしれない。マスコミへの露出度は建築家としては既に群を抜いている。マスコミに頻繁に登場する建築家が、本当に優れた建築家なのかどうかは分からないが、「コンクリート打ち放し」の新たな展開を図った建築家としては、評価されるべき建築家であることは間違いない。それ以上に何かあるかといわれると、まあ、よく分からない。
このところの安藤忠雄氏の姿勢には、どうも理解しかねるところがある。どうも「権力」への「すり寄り」としか思えないようなところもあるし、作品自体にもかげりが出てきたような・・・。雑誌やマスコミに騒がれている副都心線渋谷駅の吹き抜けも今ひとつぱっとしないし・・・http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-583.html
今回の展覧会は「住吉の長屋」の原寸模型が注目!と言うことらしい。確かに安藤忠雄氏の原点は「住吉の長屋」であり、「挑戦」だったのかもしれない。それにもう一つ、それをある種、「武器」にしていた、「建築は独学で学んだ」といったイメージが持つ、アカデミックでなく「在野」の建築家で、権力とは距離をおいた建築家と言うイメージがあったが・・・。
まあ、いずれにしろ、建築としての評価がその建築家の思想や行動により変るのはおかしなことなので、その作品を見ることが大切なのだろう。
■会場:ギャラリー間 http://www.toto.co.jp/gallerma/ 
■会期:2008年10月3日〜12月20日(水曜日は休)
■開催時間:11:00〜18:00(金曜のみ11:00-19:00)
■休館日:日・月・祝日
■入場無料
[days] ハロウィン
ハロウィンudf
事務所の登録看板の上の「udf」の上に「かぼちゃ」、ハロウィンコーナーは家の中にも沢山ある!
■相変わらずバタバタしている。とは言えもうじき「ハロウィン」と言う時期になってきた。まあ、カトリックの行事なので直接関係が有るわけではないが、それでも何となくいろいろ楽しいお祭りがあってもよい。それが日本の良さでもあろうというもの。本当は信仰に関することなので、もっと厳格であるべきなのだろうが、様々な宗教にどう接するかも、ある意味「国民性」なのかもしれない。そのような「曖昧さ」が日本の良い一面であるかもしれない・・・。
■今日は、久しぶりに【y-house】にお邪魔した。【KGJ】の公開講座の資料収集のため1階部分の写真を撮りに行ったが、打ち放しの壁や「シナ合板」の壁もほとんど汚れていなかった。【katsura-house】は昨日今日と確認申請の質疑回答を送ったので、明日確認検査機関と先方が打ち合わせる予定、うまくいくと良いが。
■【JIA】の見学会は「ものつくり大学」のY先生にいろいろ調整をしてもらい、ほぼ日程も確定に近くなったので周知宣伝を今週中に行う必要がある、が、講演会が25日なのでその準備や図面作成など考えると、blogを書いているときではないような・・・。


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