複々製に進路をとれ

[design] 複々製に進路をとれ
粟津潔
展覧会のチラシ
アンポ
「週刊アンポ」一号の表紙(下記サイト参照)
展覧会の名称は、ヒッチコック監督の「北北西に進路を取れ」の「複製」と言うわけで、徹底的に「複製」にこだわる、コピー時代のネーミング、と言った感じでなかなか面白そうな展覧会。
粟津潔60年の軌跡http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition1.htmlと言う方がサブタイトルなのかメインタイトルなのか分からないが、とにかく粟津潔氏の60年の活動記録展。1929年生まれらしいので、今年で80歳と言うことになるが、まだまだ活動できる年齢だ。
粟津潔氏の作品を初めて見たのは「週刊アンポhttp://www.jca.apc.org/beheiren/anpohyoushi.htmlの表紙かポスターだったと思うので、かれこれ40年ぐらい前だった。「複々製に進路をとれ」は赤瀬川源平氏が使い始めたらしいが、日本人はこういったパロディにも長けているところがあるように思う。
粟津潔氏はグラフィックデザイナーとして実に個性のある作品を作る人だとかねがね思っているが、いわゆる「センスが良い」とか「美しい」と言った、「ありふれた」言葉では表現できない「不思議な」個性であるように思える。
そうは言ってもそれほど作品を見ているわけではない。川崎市民ミュージアムの開館20周年記念展、と言うことなので、時間を作って見に行きたい気もする、何しろ20年間気になりながら一度も行っていないのだから。
■会 期:2009年1月24日(sat)→2009年3月29日(sun)
■開館時間:9:30−17:00  休館日:月曜日(2月12日)
■会 場:川崎市民ミュージアム⇒http://www.kawasaki-museum.jp/
■入場料:一般/800円、学生・65歳以上/500円、中学生以下/無料
[days] ベンジャミン
ベンジャミン
某建築事務所ロビーにあった大きなベンジャミン。この手のものは、時々きわめて精巧な「作り物」があるが、このベンジャミンは本物のようだった。それにしても大きい、おまけに2本も置いてあった。
■我が家でも小さなベンジャミンを育てているが、先日、某建築事務所のロビーで大きなベンジャミンを見かけた。ベンジャミンを育てるのは結構難しいのではないかと思う。以前「野沢園」で1.5mぐらいのベンジャミンを購入し、家に置いていたが少しずつ葉が落ちて、最後は枯らしてしまった。ベンジャミンに限らず観葉植物には育てるのが難しいものもあるし、カポックのようにやたらと強いものもある。いずれにせよ、家の中に植物があるのは良いものだ。現在我が家では、ベンジャミン、ポトス、パキラなどかなりいろいろ置いている。室内にせよ屋外にせよ植物と接するのは精神衛生上、とても良いのではないかと思う。


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