チェコのキュビズム建築とデザイン

[建築] チェコのキュビズム建築とデザイン
INAX-1
展覧会のDM。ホームページのPDFに作品がいくつか載っている。
INAX-2
DMの裏側(案内)
チェコの近代建築と言うと、やはり「アールヌーボー」建築(「マミンカのプラハ案内」http://maminka.blog45.fc2.com/blog-entry-105.html)と言うことになるが、今回は「キュビズム建築」の展覧会。
「キュビズム」と言えば、ピカソやブラックのアートの世界では良く知られたスタイルだが、建築となると聞いたことが無いように思う。展覧会の案内によれば「チェコでは世界で唯一、建築に応用され、プラハを中心とした各地に斬新で奇抜なキュビズム建築が誕生しました。」と言うことは、世界では他にないということだろうか。
プレスリリースを見ると、アールデコ・表現主義・アールヌーボーと言った、当時の様式が混合されたスタイルのようにも見える。それをあえて「キュビズム建築」と言うような分類をするのか、チョッと説得力に欠ける気がしないでもない。
3人の建築家が、1911年から1925年の15年間の間に造った作品、と言うことになるのかも知れない。いずれにしても写真であれ、実際にこの目で見ないことには、余り批判がましいことはいえない。INAXギャラリーの近くにある「白木屋傳兵衛http://www.edohouki.com/」に行く用事があるので、近いうちに見に行きたいと思っている。
■会 期:2009年3月6日(金)〜2009年5月23日(土)
■開館時間:10:00−18:00(日・祝日休館)
■会 場:INAXギャラリーhttp://www.inax.co.jp/gallery/
■入場無料
[days] Mame-Hico
マメヒコ三茶-1
マメヒコ:三茶のカード
マメヒコ三茶-2
マメヒコ:三茶の地図
マメヒコ渋谷
マメヒコ:渋谷のカード
マメヒコ渋谷-2
マメヒコ:渋谷の地図
マメヒコ三茶A
マメヒコ三軒茶屋の外観、キャロットタワーの裏、玉電が下高井戸から渋谷まで行っていた頃は、この辺りは、まったくの住宅街でcafeが出来るなど、夢のまた夢・・・。気候が良ければテラス席も悪くなさそうだ。
マメヒコ三茶C
エントランスの舗装:ガラス片が打ち込まれている。
マメヒコ三茶B
店内は大テーブルとカウンター少々、ソファ席1箇所で、大テーブルがメイン。
マメヒコ三茶D
当日は、カプチーノを飲みながら、芸大の修士展の感想などをメモ。
OZONE槇さん
OZONE槇さんのセミナー、満席。大変面白い話を聞かせていただいた。貿易センター跡地の計画は、メインのタワーと槇さんの建物だけが着工したようだ。残りの2つは金融機関(今話題の)の建物で着工が出来ていないようだ。
HS-1
雨のヒルサイドテラス見学会(ウエストにある槇さんの事務所の前)。
M事務所
M事務所、旧朝倉邸の庭が借景になっていて、とても「職場環境」が良い、うらやましい限り。
M事務所-2
B棟はもともとメゾネット型の住宅だが、現在はオフィスが多いようだ、90平米程度の広さで代官山となると、チョッと手が届かない(チョッとではない・・・)。
朝倉邸
旧朝倉邸「杉の間(表)」、「風景」の切り取り方が絶品、角部屋なのでなおさら(柱からその他の造作材まで、杉の杢で揃えられている)。
朝倉邸-2
昭和12年頃の旧朝倉邸(現在のヒルサイドテラス)の様子。
■blogも今月の出だしは調子よく書いていたが、すぐにまた忙しくなりアッと言う間に2月が終わりそうな。「2月はニゲル」とも言うらしいが、その間に随分いろいろあった。このところOZONEdocomomohttp://www.docomomojapan.com/)が共催する「日本モダニズム建築を解読する2http://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/seminar_c/detail/723.htmlと言う企画を聴きに行っている。坂倉研究所の阪田誠造氏、槇文彦氏と2回セミナーがあり、今日はヒルサイドテラスhttp://www.hillsideterrace.com/の見学会があった。
■先日、歯医者さんの帰りにチョッと時間があったので、三軒茶屋の「マメヒコhttp://www.mamehico.com/mame-hico/と言うcafeに入ってみた。「マメヒコ」は渋谷の東急ハンズの近くにもある。三軒茶屋の「マメヒコ」はいつも混んでいるようだ。なかなか雰囲気の良い店だが、チョッと狭い気もする。最近は余りcafeにも行かなくなったが・・・。
katsura-house】現場はどんどん進むが、なかなか納まりが決まらない部分があり、難しい状況が続いている。遠い現場は監理が難しい場合も有るようだ。
■ヒルサイドテラスの見学会の中に「旧朝倉邸http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/asakura.htmlがあった。今回初めて中にはいたが、造りもなかなか繊細なところがあり、ゆっくり見ればいろいろ勉強になりそうなので、改めて時間をかけて隅々まで見てみたい。見学会では内部にもう少し入れるかと思ったが、意外と内部に入れない。そんな中でB棟のM事務所の内部を見学させていただいたのは非常に良かった。オフィスの前に広がる旧朝倉邸の庭が心地よい、とても良い「職場環境」に思えた。


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